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ICT活用事例集 中学校編 2010年度

わかった! そう(箏)いうことか!!

一斉学習

音楽 B型 1年 わかった! そう(箏)いうことか!! 六段の調 一斉学習
徳千代 康子
(平山中学校)
ポイント(ICT活用の効果)
・箏の範奏や箏の奏法の説明の際、ビデオカメラを大型テレビに接続し、演奏者の角度から奏法を見せることで、爪のはじき方や左手の使い方を分かりやすく説明することができる。
本時のねらい
・「六段の調」を鑑賞し、その一部を演奏しながら、曲に使われている主な奏法を学ぶ。
解説
○授業の流れ
1.「六段の調」の初段のはじめ、六段の最後の旋律を、プリントを見ながら唱歌によって覚える。             
2.教師の範奏により「六段の調」を鑑賞する。(ビデオカメラで箏の演奏を大型テレビに写し、鑑賞する。)    
3.箏を使って「六段の調」に使われている奏法を確認する。(ビデオカメラで演奏する手の部分を大きく写し、大型テレビで見ながら確認する。)
【覚える奏法】・引き色 ・かき爪 ・割り爪 ・後押し ・合せ爪 ・裏連(サーラリン)
4.各グループごとに「六段の調」の初段のはじめ、六段の最後を奏法を確認し演奏する。 
5.演奏後、箏の音色について感じたことを記入する。
6.全体で交代で合わせる。

○以前は、生徒に奏法を説明する際、箏の周りに生徒を集めて説明していたため、どうしても生徒は逆から奏法を見ることとなり、いざ自分で演奏をするとなると混乱している生徒が多かった。しかし、ICTの活用により、教師の範奏と同じ角度から見ることによって、より分かりやすく、確実な演奏へとつなげることができた。
授業風景

ビデオ記録あり(ICT推進室)
使用機器・ソフト・コンテンツ等 ビデオ 大型テレビ

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