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ICT活用事例集 中学校編 2011年度

化学変化

個別学習

理科 C型 2年 化学変化 実験ができない理科の授業は・・・ 個別学習
秋間 崇
(三沢中学校)
ポイント(ICT活用の効果)
班ごとの結果をエクセルに打ち込ませることで、瞬時に全9班ぶんのグラフを映し出すことができ、視覚的に実験結果を見比べることができる。
本時のねらい
純粋な物質が固体から液体に変化するときや、純粋な液体の物質が沸騰して気体に変化するときは、温度が一定であることに気付かせるとともに、融点や沸点について理解させる。
解説
<授業の流れ>
場所はコンピュータ室を利用する。それによって生徒が一人1台の端末を使用できる。
1.化学反応式について教師が説明(黒板とノートを使用)
2.化学変化のシミュレーションを生徒一人一人で個別に行う。(※ICT活用の場面)
3.化学反応式の小テスト(プリント学習)
4.化学反応式について、e-Leaningによって問題演習を行う。 (※ICT活用の場面)

<ICTを活用の工夫>
1.シミュレーションの利用・・・理科ねっとわーく「デジタルスケーラーで学ぶ原子・分子の世界」
 生徒が原子の粒をドラックアンドドロップすることにより、疑似的に化学変化の様子を見ることができる。アニメーションにより、「粒が途中で消えたりなくなることはない」ということが理解しやすい。スカイメニュー(授業支援システム)の「先生の画面を全画面で送信」を用いることにより、教師の例示が容易である。
2.e-Leaningによる問題演習
 紙と鉛筆を用いた小テストを実施し、合格できた生徒は指示されたインターネットサイトの問題演習を行う。
 正解・不正解をパソコンを通して確認でき、個々の生徒の理解度に応じて自学自習が可能である。
 スカイメニューの「このページを送信」を用いることにより、学習すべきページを指示することが容易である。
授業風景
使用機器・ソフト・コンテンツ等 生徒用PC(コンピュータ室) スカイメニュー(授業支援システム) 理科ねっとわーく

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