[本文はここから]

ICT活用事例集 中学校編 2012年度

見て学ぶ書写の技術

一斉学習

国語 B型 1年 見て学ぶ書写の技術 書写・書き初め 一斉学習
中山 昌之
(日野第四中学校)
ポイント(ICT活用の効果)
・筆遣いの強弱や、筆の運び方など、具体的に分かる。また、各自の進度に応じた学習ができる。
本時のねらい
・書写の技術、とくに行書の筆遣い、筆脈を意識して書く。(言語知識)指導要領1年「行書の基本的な書き方を理解して書く」、指導要領2年「漢字の行書とそれに調和した仮名の書き方を理解」。
解説
<授業の流れ>
1.書写の課題で、注意すべき点を板書する。具体的にどこをどう書くのか、また意識するべき内容を挙げる。
2.実演をDVDで見せる。
3.生徒が課題に取り組む。

<ICT活用の工夫>
・DVDはリピート機能で何回も見られるようにしておくと、各自のペースに応じて技術を確認できます。
・黒板での提示だけでは分かりづらい筆脈や力の強弱が、ビデオでは分かりやすいです。
・生徒は黒板で具体的な内容を確認し、ビデオで実際の例を見て、書写に取り組みます。教員は机間指導を行い、各自の技術レベルに応じたアドバイスができます。

 都の中学校書写研究会主催の研修が10月~11月にありますが、そこでは実技指導や講演があり、授業の指導にとても役立ちます。書写指導が苦手な方にとっても、非常に有益な内容です。また、指導用DVDも配布されます。今回はそこでいただいたDVDを利用しました。
 四中は昨年度、上記研究会主催の書き初めに参加しました(応募校164、作品出品数1350)。その中から、東京都教育委員会賞、特選を受賞する生徒が出ました。
授業風景
使用機器・ソフト・コンテンツ等 52インチ大型ディスプレイ(デジタルテレビ) 指導用DVD DVDプレーヤー

  • 日野市 ICT 活用教育推進室
  • COPYRIGHT © 日野市 ICT 活用教育推進室 All Rights Reserved.