[本文はここから]

ICT活用事例集 中学校編 2013年度

電池の仕組み

協働学習

理科 B型 3年 電池の仕組み 化学変化とイオン 協働学習
小嶋 直
(日野第二中学校)
ポイント(ICT活用の効果)
備長炭電池では、化学変化によってアルミホイルに無数に穴が開く。その結果を確認するためにミエルモンを使用する。また実験後には、理科ねっとわーくを活用し、化学変化における電子の移動をアニメーションを使用して理解を深める。
本時のねらい
・正しい操作方法で実験を行い、化学変化によって電気エネルギーがとり出せることを確認する。
・電流が流れる仕組みを化学変化、イオン、電子の移動などと関連付けて見出す。
解説

<授業の流れ>
1.電解質に2種類の金属を入れると電池になることを復習する。
2.オレンジと銅板、亜鉛板を使用し電流が流れることをミエルモンを使用して確認する。(※ICT活用の場面)
3.備長炭電池によって電流が流れたことと、アルミホイルに穴が開いたことをミエルモンを使用して確認する。(※ICT活用の場面)
4.実験の説明を行う。
5.塩酸に銅板、亜鉛板を入れ、電流が流れることを確認する実験を行う。
6.実験のまとめを行う。
7.実験の片づけ、レポートを記入する。
8.なぜ電流が流れるのか、理科ねっとわーくの動画を用いて解説する。 (※ICT活用の場面)

<ICT活用の工夫>
オレンジ電池は、実験の操作が見やすいように工夫する。備長炭電池では、反応後のアルミニウムの変化を示すために、部屋を暗くし、アルミホイルの裏側から懐中電灯をあて、無数の穴を確認する。
実験の考察場面で、動画を使用することによって、目には見えない電子の流れをつかませる。

授業風景
111
 
222
 
333
 
444
 
使用機器・ソフト・コンテンツ等 みエルモん(実物投影機),スクリーン,プロジェクタ,授業用ノートPC,理科ねっとわーく「映像、アニメーションで学ぶ粒子の世界 化学電池の実験」

  • 日野市 ICT 活用教育推進室
  • COPYRIGHT © 日野市 ICT 活用教育推進室 All Rights Reserved.