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ICT活用事例集 中学校編 2013年度

ウォームアップ「Word QuizでWarm Up」

一斉学習

英語 BC型 3年 ウォームアップ「Word QuizでWarm Up」 Word QuizでWarm Up! 一斉学習
青柳 玲子
(日野第三中学校)
ポイント(ICT活用の効果)
・Word Quizはペアワークで行う。与えられたお題(テーマ)に対してペアの一方が英文でヒントを言い、もう一方が当てる、授業最初のウォームアップの活動である。ICTの写真やイラストなどの画像でお題を提示することにより、文字や言葉のみで与えていた時よりも、視覚でその画像を分析しながらヒントを作ることができるので、数多くヒントになる英文を作ることができるようになる。またICTを活用することによって読む力と、ヒントを例示することによって具体的なモデルを参考にしながら書く力も高めることが期待できる。
本時のねらい
・Word Quizはウォームアップで帯活動として継続して行う。活動の目標としては【聞く・話す力】を育てることが基本であるが、 ICTを活用することにより、【読む力】を育てる。さらにバリエーションを広げ、最終的には【書く力】を高める活動につなげていくことができる。
解説

☆活動の流れ(※ICT活用の場面)〈ICT活用の工夫〉

1.【読む力の育成】※パワーポイントで、あるものについてのヒントの英文を1文ずつスライドショーで提示し、答えが分かったところで手を挙げて答えさせる。(この時、前もって紙を配布しておき、わかったところで答えを声に出さないで紙に書かせ、正解者がクラスの半分くらいになるまで待つ。最初のヒントで正解したら5点、2番目で4点…5番目のヒントで1点と決めておくとゲームとして盛り上がる)

2.【聞く・話す力の育成】※テレビorスクリーンにお題になる画像を提示し、クイズ開始。ペアの座席の位置等で、英文でヒントを出す人と答える人に分かれ正解したペアから着席できる。(読む力の育成のところで例示したヒントを見本にして英文を作るように指示)

3.【書く力の育成】ヒントで言った英文を書く活動。(制限時間3~5分)実際にspeakingの時は文として成り立っていなくても単語レベルで分かり、答えられてしまうので、正しい英文で書き直させる(ペア同士で協力してよい。)。※早く終わったペアから提出させ、間違っているところは教師が赤ペンで修正する。みエルもんで提示し、良い例文や、良くあるエラー等共有する。

授業風景
111
【話す力】画像からヒントを作る
【聞く力】ペアの英語を聞いて答える
222
【読む力】1文ごとに提示し、分かったところで答える
333
【書く力】みエルモんでよくある間違いを共有化
授業風景(ビデオ) 画像をクリックすると動画が始まります。

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使用機器・ソフト・コンテンツ等 52インチ大型ディスプレイ(デジタルテレビ),スマートボード,みエルモん(実物投影機),パワーポイント,授業用ノートPC

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