林 丈太郎について

 平山おかぼを見つけ育てた 林 丈太郎について!

 子ども達は、これまで、平山おかぼを栽培、収穫し、食べるという経験をしてきました。
 今回は、平山おかぼの種もみを見つけ育て普及させてきた【林 丈太郎】について、元日野市立第一小学校校長 小杉博司先生に、来園して頂き、お話を伺いました。
 
 「みんなが住む 日野市には、昔、平山村という場所がありました。平山という場所で、【林 丈太郎】という人が、
 のぎが長く・紫色・ぷりぷり丸々太った 実が大きくたくさん実る・水がなくても育つ 種もみがあることを発見しました。それが、平山おかぼ です。別名 丈太おかぼ とも言われています。」
 
 「では、なぜ、【林 丈太郎】は、水がなくても育てることができる米を育てる必要があったのでしょうか?」
 「むかしむかしは、米がなく、あわ・ひえ・むぎ・大根などをご飯に混ぜて食べていました。米は水田で作りますが、近くに川がなく水をひくことができない場所に住む人は、米を食べることができず、いつもお腹をすかせていました。そして、おいしい米をお腹いっぱい食べたい!」と思っていました。
 そこで、米の力で、みんなを元気いっぱいにさせたい!そんな思いから、【林 丈太郎】は、畑で作る稲【おかぼ】を見つけ育て普及させていったのです。」
 
 子ども達は、小杉先生の話にじっ~と聞き入り、米の大切さを感じていました。
 そして、
むかし日野市から全国各地に、【平山おかぼ】を普及させ人々の大きな力になった人が 自分達と同じ日野市に存在していたということで、自分達が住む 日野にますます親しみの気持ちがわいた子ども達でした!
 「みんな ぼくたちとおんなじひのっこだね。」
 「おかぼをさいしょにみつけて作った 林丈太郎もひのっこ」
 「おかぼの育て方を教えてくれた 小林和男もひのっこ」
 「小杉先生も ひのっこ」
 
 平山おかぼを通していろいろな方に支えていただき、たくさんのことを経験し、多くの学びを得た第七幼稚園のひのっこたちです!
みなさん、ありがとうございました。
 小杉先生 素敵なお話をして頂きまして、どうもありがとうございました。