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専科算数 学んだことを使って…

少し前まで6年生は「比例」についての学習をしていました。
学習したことを活用する活動を先日行いました。

「教室の前に置かれた大量の紙束の枚数を求める」という活動です。

闇雲に数えてみるのではなく、
「10枚の重さは何グラムだろう」「10枚の厚みは何センチだろう」
また「1センチで何枚だろう」などという発想から全体をはかればよい
というように色々な考え方が出てきました。
「1グラムで何枚だろう」という意見には
「それって量れるの?」という的確なツッコミも出て
活発に議論も行われました。

実際に自分たちなりのやり方で数えたりはかったりして
枚数を考えました。

でも、考えるだけに終わらず最後にはやっぱり「数えてみたい」
という意見も多く出たので、みんなで手分けして数えることに。
コンピュータの表計算ソフトに一人一人が数えた枚数を打ち込み
合計を出す命令を入れるとあっという間に合計が出てきました。

2クラスやったうち、誤差が少なかったクラスでは
合計が出た瞬間「おー!!」と歓声が上がっていました。

算数で学んだことが日常のどんな場面で生きているのか
そんな視点が少しでももてるとよいなと考えています。