学年・専科だより

4・5・6年生の音楽の授業

 2学期に入ってから、4・5・6年生の音楽の授業で、リコーダーの練習に力を入れています。

 授業の途中で、「リコーダーのつぼ」という時間があります。姿勢を正し、肩やひじの力を抜いて、リコーダーの角度を考えながら、優しく息を吹き込みます。9月の初めは、「ピーーー!!!」と、大きな音がしていましたが、最近では柔らかな音色が多く聞こえます。

 さらに、「ソ・ファ・ミ・レ・ド」と、低い音を出す練習もしています。すべての要素が揃ったとき、一番低い、音を出すのが難しい「ド」の音がきれいに鳴ります。リコーダーはどの角度がいいか、どれくらい息を吹き込むか、子供たちは工夫をしながら練習に励んでいます。自分の出している音を注意深く聞き、「ド」の音が出たとき、「出た~!!」と、とてもうれしそうに報告をしてくれます。

 一人一人が考え、心を込めて出す音は、とても素晴しいです。そして、その音が集まった音楽は聞いていてとても幸せな気持ちになります。御来校いただいた際は、音楽室から聞こえるリコーダーの音に、是非注目してみてください!