学年・専科だより

【3年生】(校内研究_授業実践)学校図書館を活用した授業の創造

3年生の国語の学習「食べ物のひみつを教えます」で、姿を変えて食品になる材料(大豆や麦など)を選び、おいしく食べる工夫などを説明する文章を書きました。六小の蔵書だけでなく、司書に依頼して市内図書館から関連本を集めてもらい、自分が選んだ材料について複数の本から必要な情報を集め、図や表を使って整理し、文章を書くことができました。

国の施策「GIGAスクール構想」によって、子供たちは1人1台端末を手にし、学校での学習にとってもインターネットはより身近なものになりました。手軽にすぐ必要な情報にアクセスできたり、一度に多くの情報を得たりすることが可能な反面、膨大な情報の中から取捨選択する必要があったり、情報の正確性が担保されていなかったりと、インターネット上の情報だけを参照して調べ学習を進めることは望ましくありません。自分の考えの根拠となる資料として、本を使い情報を集めることも必要な学習です。アナログとデジタル両方の長所を生かしながら、子供たちの知識や思考力を伸ばしていきたいと思います。