ひのベジプロジェクト(5年生児童のブログ)

ゲストティーチャー@トマト農家梅村さん(ネイバーズファーム)

私達は11月1日にネイバーズファームの梅村桂さんに話を伺いました。

梅村さんは日本で初めて土地を借りて農業をした人です。東大卒で大学時代スラム街にホームステイした際に、スラム街で過ごす人達の大変な生活を見て農業が人の生活を支えているということに気付いたのがきっかけで農業を始めました。福井県の野菜の工場で働いているときに自分が作っている野菜を誰が買っているのか、喜んでいるのかという疑問をいだいて「規模は狭くなるけどみんなとやりたい」と思い、ネイバーズファームを作りました。ネイバーズとはお隣さんという意味で、ご近所みんなの畑になるようにという願いが込められています。

ネイバーズファームは、いろんなお店とコラボをして色んな商品を生んできました。例えばトマトジャム、トマトピクルス、トマトラスクやトマトチョコなどです。

また商品化の流れも教えてもらいました。

①アイディア出し②試作、ブラッシュアップ③売り方④販売の順番です。

①のアイディア出しでは、割れてしまったり、形がいびつなトマトを利用しようとしたりして、自宅で作ってみたら美味しかった物を商品化したことがあったそうです。

②の試作、ブラッシュアップでは、作った商品を工場の人と一緒に作ってみてそれで少しずつ改良していくそうです。

③の売り方では、言葉で伝えたり、こだわり、見た目、デザインで伝えます。キャッチコピーと説明も考えます。

④の販売では、いつ、どこでやるのか、値段は何円で売るのか、セールなどはするのかということを考え、実際に販売してみます。ネイバーズファームのイベントとして売ることもあるそうなのでご近所の方は気にしてみてください。

私達も、日野のトマトを商品化しようと思っているので梅村さんから学んだことを活かして、考えていこうと思います。