公開授業が実施されました
日野第三小学校で、公開授業が実施されました。
これまで、1ヶ月半にわたって、6年生の児童と大学生とが共同学習を行ってきたフィナーレの日となりました。
インターネット掲示板のほかテレビ会議システムで学校と信州大学を結んで、これまでの学習成果を披露する句会を行いました。
児童も大学生も、掲示板のみのためそれまで顔を知らなかった俳句の作者と指導者との対面という感動的な場面が展開されました。
また、日野市初フルハイビジョン大画像(65インチの液晶モニタ)で、授業の様子を中継し、参加者の方には、隣の部屋で、ゆっくりとごらんいただきました。ブルートゥースマイクで発表者の声を中継用ビデオカメラに送り、カメラからケーブルで送ったので、音声もはっきり聞こえました。
感想をささやいても、授業の妨げにはならない、新しい授業研究、授業参観の形態です。
今まで、インターネット掲示板で 個別指導をしてくれた学生先生 とのご対面。 | 大学からの映像が映し出された瞬間、 「うぉー!」という歓声が あがりました。 | 教室の子ども達の様子は2台のWebカメラで送っています。(全景と発表のようす) | ||
6つの班の発表。スタディノートの 画面をe-黒板を使って説明しています。 | 発表する子ども達の横には、大学から送られてきた映像が映し出されています。 | 発表の様子と、大学からの映像を、ハイビジョンカメラで撮影しています。 | ||
フルハイビジョン大画像(65インチ の液晶モニタ)で授業の様子を 中継しています。 | 参観者と5年生の子ども達が、隣の部屋で授業の様子を見ています。 | 教室の後ろのスクリーンにも、大学からの映像が大きく写し出されています。 | ||
日野ケーブルテレビの方の取材です。今週14日~17日まで放映されます。 | 最後に、大学側の指導者の藤森先生からもメッセージをいただきました。 | 「ありがとうございました!!」いつまでもいつまでも手を振り続けた子ども達です。 |
大学生は、一人ひとりの児童にていねいに感想やコメントを伝えてくれました。
俳句作りの指導を児童一人ひとりにきめ細かく行うことはとても困難なことですが、今回の実践の個別指導により、
子ども達は、意欲をもって主体的に俳句作りに取り組むことができました。
授業の終盤に、担任の先生が今回の学習の感想を求めたところ、子ども達から次のような感想があがりました。
「初対面なのに、今までメールとかでやりとりしていたので、はじめてという感じがしなかった。」
「やさしくコメントしてくれてとてもうれしかった。」
「俳句が楽しくなってきた。もっとすごい句を作りたい。」
中には、その場で俳句を作って披露した子どももいました。
「待ちに待ち あっという間に 12日・・・」
担任の先生が授業後におっしゃっていた言葉が印象的でした。
「今回の実践で、子ども達の力が目に見えて伸びていったのを実感しました・・・」