体育の授業でICTの効果を実感
◆市内の中学校では、体育の授業にICTが大活躍しています。
スポーツミラー(映像遅延装置)です。
マット運動や跳び箱運動などの器械運動の学習において、ちょうど自分の技が終わったら映像が写るように設定しておくことで、
自分のフォームを確認しながら学習することができます。
◆先日の平山中学校の研究発表会でも、この装置を活用した体育の授業が公開され、多くの問い合わせをいただきました。
マット運動と跳び箱で、技が終わってから約10秒遅れで、映像をテレビに映し出します。
生徒達は、自分の跳ぶフォームや開脚前転の足の位置などを確認していました。
Web上のコンテンツで模範の技を見せることで、自分の技と模範の技とを比較することができ、修正すべき点が明確になります。
ICTを振り返りの道具、目標を示す道具として使い、技術の向上をねらっています。
◆七生中学校では、マット運動で記録した映像を分割して示し、技のポイント、修正すべきポイントを押さえています。
◆日野第三中学校では、模範技とミラー機能を両方備えたソフトを学校で購入しました。
模範技の動画と、生徒の技とを比較しながら同時に再生できるものです。
◆市内の中学校の保健体育科の先生方は、ICTの効果を実感されています。