過去の推進室情報 2007年

言葉調べ(日野第二中学校の国語の実践)

先週行われた日野第二中学校の国語科の実践です。
第1学年国語「言葉調べ」 ICT活用指導力C-3
生徒が流行語や話し言葉などから気になった言葉を選択し、インターネットや図書室の本で調べてスタディノートにまとめ、発表する学習です。

それぞれがまとめたノートをデータベースのマップ上に整理・分類して掲載し、授業で発表し合いました。


◇マップ上に整理・分類して掲載したノートの一覧



◇生徒のまとめたノートの一例
  
  
  

◇授業を終えた生徒の感想
「もともと回文に興味があり、今回の授業を通して、友達の発表からもいろいろな回文が知れてよかった。」
「とてもためになる学習だった。ことわざとは、昔の人が長い年月をかけて学んできた知恵を言葉にしたものだということが改めてわかった。
迷ったときなどは、ことわざを思い出して前向きに物事を考えていきたい。」

★従来は、口頭での発表や、紙に書いて見せながらの発表が多く、どうも一方的な発表形態になりがちでした。
今回は、授業計画を立てる段階からメディアコーディネータがお手伝いさせてもらい、スタディノートを使った授業実践を行っていただきました。
この方法は大変効果があったと、授業者の先生は次の様に語って下さいました。
「コンピュータにより、画像や絵をつけられるので、自分の考えがより分りやすく表現できるし、生徒の個性がでました。
作成したノートも共有し、友達のノートを簡単に見合うことができたので、お互いに学び合う学習になりました。
発表もそれぞれインパクトがあって、生徒達はとても楽しんで勉強できたようです。
コンピュータは道具です。自分の頭と心をつかうことでいい作品ができあがります。
生徒達には、道具を使いこなせるようになってもらいたいと思います。」

★授業者の先生は同じ授業を場所を変えて実践されました。どちらも利点があります。
今後はねらいに応じていろいろ工夫してみたいということでした。

  
コンピュータ室での授業・・・
相互評価もコンピュータ上で行えます。大きなスクリーンに映し出されたノートは圧巻です。

  
教室での授業・・・
発表者と聞き手が近いので、一体感があります。集中力が増します。