説明責任を果たす
本日の夏季ICT活用研修は、小学校評価(成績管理)の研修でした。 ICT活用指導力A-4とE-1
研修内容は、午前中は評価について、午後は午前中の評価の理論を生かした校務支援システムの活用についてでした。
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北尾倫彦先生のご講演のVTRから学ぶ (5月のCRT説明会にて) | 「通信簿に関する調査研究」報告書から学ぶ (平成15年国立教育政策研究所) |
このあと、評価の在り方、評価の機能についてまとめていきました。
受講された先生方の評価に対する意識が変わり、理解が深まりました。
いよいよ実践編です。
ペーパーテストでは図れない日々の学習活動をどのように評価していくか、その具体的な評価方法を出し合いました。
この後、校務支援システムを活用して実際に通知表を作成していきました。
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9教科のチームに分かれて、6学年2学期の観点別評価や教科についての所見を入力しました。 | 9教科チームの発表会です。 「成績管理機能」、「ひのっ子宝箱」の活用について理解が一段と深まりました。 |
ひのっ子宝箱、時数・週案機能に加えて、小学校の成績管理機能も、日野市が関係者と一緒に開発したオリジナル機能です。
◇受講された先生方の感想
・午前中の評価についての研修は、なかなか学ぶことができないのでとても勉強になった。
2・3年次研修でも指導していただきたい。成績管理とひのっ子宝箱の活用の仕方がわかったので、2学期から始める。
・今日の研修では、評価のあり方を午前中に改めて学ばせていただいた。
前半のこの研修が、午後の作業の理解につながり、的をしぼった評価の観点を話し合うことができた。
また、成績管理システムに関しては、基本的な操作の方法を知ることができたので、これから一単元や一教科ずつ、段階的に活用し
ていきたい。
・校務支援システムの成績管理については、ずっと気になっていたので、本日の研修は大変意義があった。
「あゆみ」、指導要録、授業改善プランとのリンクが以前から必要不可欠だと思っていたので、研修を受けて、やはりその通りだと再認
識した。本校の「あゆみ」に関しても、変えていければと思う。
・校務支援システムをフル活用することで、より効果的、能率よく校務を進められると実感した。
特に「ひのっ子宝箱」は皆で活用し、“日野市通知表文例集”構想を実現できれば素晴らしいことだと思った。
・最初に評価基準などの入力をしていけば、学期末の観点評価は出しやすい。
通知表作成までの手順は、覚えるまでは大変だが、使いこなせるようになると、学年末の要録を始め、便利な点がたくさんあると感じた。
2学期からは成績と宝箱の機能は使っていきたい。特に宝箱は、皆で取り組まないと意味がないので、学校の他の先生にも広めようと思う。
・ひのっ子宝箱は、日々自分で入力していけば学期末に非常に楽になると思う。
説明責任を果たすためにも日々の積み重ねがそのまま通知表になっているためいいと思う。
パソコンへの入力も慣れればすぐなのだろう。