過去の推進室情報 2007年

学校Webサイトの効用(その2)

学校Webサイトをご覧になっている保護者や地域の方が、
校長先生に「見ています。」「楽しみにしています。」という声かけをしてくださり、
思いがけない会話に発展することがあると聞いています。
学校Webサイトは、学校と保護者・地域とのコミュニケーションを生み出しています。

学校と地域だけではありません。
先日、日野第一中学校の校長先生が、学校Webサイトに「濁ったままの用水」というタイトルで、
学校の用水路を流れる水の濁りが、先日の台風後もなかなか回復しないことを心配していることをお書きになりました。
翌日さっそく、市の環境共生部 緑と清流課の担当者が、「ぜひ校長先生にこのことをお伝えください。」と
推進室にお手紙を届けてくださいましたので、学校に届けました。
その中には、「水路の水の濁りを市でもずっと気にしていること、多摩川の管理をしている事務所とも連絡を取り合っていること、
先日職員で水路の生物を確認し、一部を捕獲したこと、一中の中を流れる日野用水は、八王子市の平町にある平堰から取水しており、
緊急時迅速な対応が求められることから、今年度より遠隔操作が可能になりとても便利で安全になったこと」等が書かれていました。

学校Webサイトは市の職員も注目しています。
何か協力できることはないだろうか、という視点で見てくださっている課もあり、ありがたいことです。
このように、いろいろな場で、学校とのコミュニケーションが生まれることは、大切なことだと思っています。

ところで、今、『平成19年度 水の郷シンポジウム 水の大きな循環・小さな循環 ー日野は小さな地球ですー』 が、
市役所で午後5時まで開催されています。
潤徳小学校の「水辺の学校」の実践も報告されました。

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「水の郷 日野」 環境共生部 緑と清流課発行(2006年3月発行)より

以下、パンフレットの引用です。
「日野市には、多摩川・浅川という一級河川をはじめ、約180kmにも及ぶ用水路が流れています。これらの水辺と一体となった田畑の情景は、日野の原風景ともいうべきもので、『水循環』を担う大きな役割を果たしています。また、こうした水辺は、そこに生息する生きものにとっても大切な空間であるわけです。・・・このようなことから、「水辺に生態系を!」を目標に、自然と人間とが共存できるような「水辺のあるまち」を次世代に残していきたいと思います。」