過去の推進室情報 2007年

市長の月曜スピーチ

★毎月1回、月曜日の朝に、市長が庁舎内の市民、職員向けにスピーチを行っています。
2月の月曜スピーチは、市長の仕事の都合で今日になりました。
市長は、先日の研究発表会に参加されたときの感想を、庁内放送で語ってくださいました。

 

★以下、そのスピーチの内容です。(一部)

 庁舎内にいらっしゃる市民の皆様、職員の皆さんおはようございます。市長の馬場弘融です。
 日曜日の節分には冷たい雪が降りましたが暦の上ではもう春になりました。とはいえ、しばらく寒さが続きそうです。インフルエンザや風邪にはご注意ください。

 さて今月は仕事の都合で多忙を極め、水曜日のスピーチになりました。実は月曜日から火曜日まで、このところ国会で大きな話題になっている道路特定財源について陳情活動を行ってきたのです。近隣の国会議員各位はもとより財務大臣や国土交通大臣はじめ両省の幹部にお会いし、道路についての現税制ならびに暫定税率の維持をお願いしてきました。
そこで今日は、年頭スピーチに引き続いてその陳情と、先週行われたICT活用教育の研究発表で大変感銘をうけましたので、この二つのことについて話します。

(はじめにお話された道路特定財源についての陳情については省略)

 ICT活用教育の研究発表についてお話します。
 去る2月1日、日野第三小学校で「国語科におけるICTの活用」について研究発表会がありました。
 このところ市内小中学校ではICT活用教育が積極的に進められています。教育委員会のICT活用教育推進室とメディアコーディネーターたちがしっかり支え、全ての学校で先生方が熱心に取り組んでいます。単にパソコンを使った教育が行われるだけではありません。授業内容が充実し、わかりやすく興味の持てる授業に発展しているようです。授業の準備はもとより校務の効率化にも役立っています。さらに、文部科学省や多くの自治体からも高く評価されているのです。
 そんなICT活用教育の現状を知りたい、ということで日野三小での発表会を見学したのです。一年生から六年生の各クラスに加え特別支援学級まで、全てのクラスで公開授業が行われました。学年ごとに工夫した内容です。デジタル教科書、書画カメラ、音声のデーターベースなどがしっかり活用されています。みんなで一つの文章を作り上げるため、手直しや推敲記録をスクリーンで確認しながら進める授業もありました。ひばり学級でもデジタル資料が活躍していました。
 一番感心したのは六年生。自分の卒業論文をパソコンで仕上げるという授業です。論文作りの途中経過に、クラスのみんながかかわります。自分の考えをみんなに伝える際、大きな画面による表現がどれ程有効か、はっきりわかります。みんなの参考意見を聞き、何人かの発表を見て、自分の論文作りを手直しする。お互いに考えを述べ批評し合う。先生の指導により活発な意見交換がなされていました。みんなの参加のもとで、一人ひとりの論文が仕上がっていく。ICT活用教育の見事な例だと思いました。
 全ての学校に対するICT活用の予算投入は決して間違っていなかった、と実感させる発表会でした。パソコンの威力を再認識しました。

 今日は道路特定財源の日野市における重要性と、ICT活用教育の現状について話しました。
 いずれにせよ、国も市も予算組みの最終段階です。市民の皆様も、国会の予算ならびに道路関連法案の審議について強い関心をもってほしいと思います。
それでは職員の皆さんは、市民サービス向上を目指しつつそれぞれの業務を進めていただくようお願いして、本日のスピーチとします。

 

★改めて市長の偉大さを実感しました。
お忙しい中、研究発表会に駆けつけてくださり、一回り授業を見ていただいて、すぐに授業内容まで深く理解してくださいました。
大変うれしく、また、誇りに思います。
市長に感謝したいと思います。