これから伸びていく若い力
本日、授業力向上研修?(2・3年次教員研修)の研究授業が南平小学校で行われました。
第4学年理科「温度を変えて、かさの変化を調べよう(金属)」 ICT活用指導力B-3
実験方法を提示しわかりやすく説明。 | 実験中も注意事項を提示。 |
実験で使用している道具は身近な素材(かまぼこ板、くぎ、十円玉)で作った自作教材。 |
協議会では、「重点5項目リフレクションシート」にそって、授業者の授業改善の手立てとその具体案について、授業を振り返りながら
相互評価を行いました。
この手法を用いた授業研究の研修会は今年で4年目になります。
ICTの活用については、提示することにより余計な説明が省けた、児童が実験に取り組む時間をより多く確保できた、と評価されました。
授業者の先生は校内でも積極的にICTを活用した授業を提案されている先生です。
一方、学習課題の明確化、児童同士の学び合い等については課題が残りました。
教師になって2・3年目、仲間同士で自分たちの力を磨き、これからぐんぐんと授業力を身につけて成長していく先生方です。
どの先生も最後まで目を輝かせて研修会に参加されていました。若い力に頼もしさも感じました。
協議会で出された意見もすばやく提示。 協議会をより効率的に運営していくため のICT活用。 | 授業の振り返りはデジカメ画像、あるいはビデオを活用し、事実に基づいて・・・ |
科学的な見方や考え方を養うためには、予想や結果の解釈の場面で討論の場が必要。 |
先週の7日、文部科学省より、中教審教育課程部会におけるこれまでの審議のまとめが発表されました。
来年3月末までに告示される予定の新学習指導要領の改訂で、教育内容に関する主な改善事項の一つとして
科学技術の土台である「理数教育の充実」があげられています。
「理科が楽しい」と感じる子ども達を育てるには、それを教える先生方も、理科を楽しいと感じていなければ無理な話です。
理科好きの先生を増やしたいと思います。
本日の協議会の最後に、2・3年次の若い先生方へ、ノーベル賞を受賞されたお二人の博士の名言を紹介しました。
★小柴昌俊博士の言葉
「理科はね、自分でやってみると とてもとても楽しいものですよ。」
★田中耕一博士の言葉
「どうして?なぜ?と思ったこと しらべてごらん!自分でネ!おもしろいこと見つかるよ!」