特別支援学級でのICT活用
ICT活用のモデル校として「国語科におけるICTの活用」について研究している日野第三小学校の研究授業にお邪魔しました。
◆本日の研究授業はひばり学級2・3組(第4・5・6学年)の国語の授業です。
『クッキングブックを作ろう!~スウィートポテト~』 ICT活用指導力 B-2・3
スウィートポテト作りを体験した子ども達が、その体験を振り返って順序よく説明する文章を書く学習です。
7人の子ども達の個別指導計画に基づいた個別の評価規準が示されており、用意されたワークシートも子どもによって違います。
(写真の入っているもの、ないもの。記入欄はマス目になっているもの、横線になっているもの等)
大きく拡大された写真を見て 体験を振り返る | 実物投影機でワークシートの 書き方を説明 |
個に応じた視覚的なワークシート | 子どもの作品を提示してよさを確認 |
次々に出される友達の良いところを 見つけた意見 | 「次の時間は・・・」 |
◆協議会は、国語のねらいは達成できたか、ICTの活用はどうかという2つの視点から話し合われました。
ICTの活用が、ねらいの達成につながったという意見が圧倒的でした。
活発な意見交換が行われました。
本時の授業でのICT効果を再確認しました。
特別支援学級での視覚的な授業は、子ども達の理解を助け、自ら学ぼうとする意欲を高めました。
ただ見せるだけではなく、そこから教師がどのように働きかけていくかがポイントです。
タイミングも重要です。
◆最後に、ICTを活用した個別指導について、スーパーインタラクティブスクール(小学校国語)を体験し、吟味しました。
「この教材は、ひばり学級でも使えそう・・・」