夏季教員研修全体会開催
夏休みに入って1日目の7月21日(木)、夏季教員研修全体会が開催されました。
日野市内の全小・中学校の先生方が日野市民会館大ホールに集まりました。
毎年夏に全教員を対象に開催しています。
会場は日野市の先生の熱気で一杯になりました。
★第1部「習得・活用・探究と楽しい授業づくり」
講師 東北福祉大学特任教授 有田 和正 先生
数々のユニークな授業を生み出し、子どもたちの興味を引き出す授業名人として大変著名な先生です。
社会科で多くの子どもたちの好奇心を揺さぶり、追究する力を育ててこられた先生に、新学習指導要領で重視されている習得・活用・探究による授業と思考力・判断力・表現力の育成について、小・中学校における具体的な授業づくりの観点からお話をいただきました。
★第2部「ひのスタンダードの新実践」
平成21年度より、通常の学級における特別支援教育の視点に基づいたユニバーサルな環境作りと指導の在り方を「ひのスタンダード」として、各学校において実践を重ねてきました。
今年度は、昨年度まとめた「ひのスタンダード」をさらに深めていくための新たな実践や改善案を募集し、その中から、幼稚園、小学校、中学校の事例を紹介しました。
★第3部「子どもの活力を育む体力向上 ~特に投げる能力の向上のさせ方について~」
講師 (株)読売巨人軍アカデミー 倉俣 徹 様
高校教員を経て、米国留学でNATAトレーナー資格を取得。ヘッドコーチとして選手や子どもたちの指導にあたり、生涯にわたって運動に親しむ資質や能力の基礎をどのように育てていくか、運動で培う様々な力や体力向上の手だてなどについて、特に投げる能力の向上に焦点を当て、4人の先生方にもステージ上で参加、実演していただきながら、講師の先生から、体験や幼児から小学生の事例などを交えて、お話をいただきました。