特別支援教育の充実
ICT活用教育の充実は本市教育委員会の主要施策ですが、そのほかの三つのうちの一つが特別支援教育の充実です。
本市では、通常の学級で特別支援教育を進めるに当たり、「ひのスタンダード」という取組を進めています。特別な支援を必要とする子どもに配慮することは、学級全体に学びやすい環境をつくり出すことにつながると考え、様々な取組を「ひのスタンダード」としてまとめ、各学校で実践しています。
写真は、長い時間集中することが難しい子どもへの配慮として、50分の授業の流れを始めに示したものです。この表示によって授業の進度を確認でき、集中しやすくなります。これは、どの子どもにとっても授業の見通しをもてることにつながり、学習を進めやすくします。
ICTの活用も子どもの集中力を高める助けになります。教科書の中の見せたい部分だけを拡大して大型モニターに映せば、教科書の他の部分に気をとられることなく、どの子どもも課題に集中できます。これは一例ですが、今後も特別支援教育の充実のためにも、ICTの効果的な活用を支援してまいります。