ICTを効果的に活用して
パソコンを活用することで確かに会議や打合せの時間は減ったが、社員の会話も減ってしまったという会話の重要性を訴えるコラムを新聞で読みました。ICTがいかに発展しても、直接会って話す効果を超えることは難しいと思います。
ICTのCは、コミュニケーションのCです。ICTがコミュニケーションの道具として、社会生活だけでなく、学校教育においても大きな力を発揮していることはこれまでもお伝えしてきました。
本市の学校におけるICTのシステムの中で、特に自慢できるものの一つに「ひのっ子宝箱」があります。これは、学校中で子どもを見守り、育てていくためのものです。同じ学校の中にいても、先生方が学校中の子どもたちの情報を日々会話を通して共有していくのは時間的に難しいので、学校生活で見られた成長や頑張りをパソコンに打ち込むことで共有化を図っています。担任が、気付いていなかった貴重な情報が「ひのっ子宝箱」に貯まっていきます。その中には、通知表でご家庭に伝えられたものもあると思います。