過去の推進室情報 2012年

自然災害への対応



 昨日の雷雨には驚きました。天気予報どおりでしたが、まさかあんなに強い雨が降るとは思いませんでした。今朝は、また快晴、初夏を思わせる天候でした。しかし、予報ではやはり、今日も昨日のような不安定な天候だとか。空を眺める限りそのようには全く見えないのですが…。

 天候は、近年はかなりの確率で予報に近いものになるようで、私たちはその恩恵を受けて生活しています。さらに、ピンポイントで雲の動きを追い、行動の判断材料としています。地震の予報はどうでしょうか。近年緊急地震速報で地震の発生を知ることができるようになりましたが、現在は天気予報のように事前の準備を十分にできるほどの猶予を与えてくれるものではありません。そもそも現状では、地震発生を予想することはできないという専門家の話を読んだことがあります。自然の脅威は、科学を大きく超えるものです。自然災害から身を守るには、科学に頼り切ることなく、自然に対して真摯に向き合い、危機意識を常にもって、自分自身で判断、行動できるようにしていくことが大切だと思います。