2012年6月の記事一覧
学校訪問
本日は、小学校の学校訪問に出かけます。時間の関係で3~4分間ぐらいずつですが、ほとんど全ての先生方の授業を参観させていただきます。授業におけるICT活用の様子を実際に拝見できる貴重な機会です。効果的な活用方法をどんどん広めていきたいと思います。また、課題や苦労している点も受け止め、改善に向けた支援を考える機会としております。
夏の節電に向けて
いよいよ夏も近くなってきました。今年も節電の取組が全国的に進められています。環境教育としても、日常的に無駄な電力を使わない生活をしていくことは大切です。
ICT機器も電力を使用します。必要な電力を必要な時に確保できるように、ICT機器の活用の際も節電を進めています。しばらく使用しないときは電源を落とすことはもとより、セーブモードの活用も学校に勧めています。今月の副校長会で改めて話をする予定です。
健康に留意
先日、「パソコンやスマートフォン(高機能携帯電話)の急速な普及に伴い、長時間画面をのぞき込むことで首の骨の自然な湾曲がなくなる『ストレートネック』の人が増えている。肩こりや頭痛、めまいなどの原因になることもある。小さな画面に多くの情報を表示させようと、小さな文字で読んでいると、首や肩への負担だけでなく疲れ目やドライアイにもつながる。こうした一連の症状は最近『スマホ症候群(スマートフォンシンドローム)』と呼ばれ、海外でも問題視されている。」という内容の報道に接する機会がありました。
厚生労働省からは、VDT(Visual Display Terminals)作業における労働衛生管理のためのガイドラインが出ています。ICT機器もやはり使用環境に十分配慮していくことが大切です。学校にも注意喚起をしてまいります。
デジタル教科書
日野市では、今年度国語と英語、地図帳のデジタル教科書を中学校で活用できるようにしました。デジタル教科書とは、教科書をそのまま拡大投影できる提示型ソフトウェアです。大型モニターに教科書がそのまま写し出され、その画面に書き込みも出来ます。そのほか、本文だけでなく、教科書に載っている挿絵や写真も拡大できます。その他、教材に即した参考資料もたくさん入っています。(写真は、小学校算数科のデジタル教科書を大型モニターで写したものです)
学校では既に活用が始まっていますが、明日開かれる日野市公立中学校教育研究会の国語部会でデジタル教科書の活用について研修が予定されています。わかりやすい授業を目指した研究の一環です。推進室からも支援に出向き、共に研究してまいります。
管理職研修会
今日は、午前中教育センターで管理職対象の研修を行いました。学校のICT活用教育を一層充実させていくには、校長先生のリーダーシップが必要です。そこで、毎年この研修を実施しています。
今年は講師の先生に、学校の先生方のICT活用指導力の向上に向けた助言のほかに、「ICT活用教育の最近の動向」について、講義と実際に最新の機器に触れながら理解を深める場を用意していただきました。
今後の学校の取組に期待しています。推進室も引き続き支援してまいります。
夏の研修会
今日は、都内でも30度を超えたところもあったとか。体が暑さに慣れていないので熱中症に用心が必要という報道を、先日読みました。ご注意ください。学校でも十分に配慮してまいります。
さて、推進室でも今、夏に向けた準備を進めています。夏季休業中のICT活用教育の研修会の企画です。少し時間をかけて、機器やソフトに触れて、実際に授業で活用する構想を練っていただきたいと考えています。時間をやり繰りして、学期中もICT活用の研修を実施している学校もありますが、是非夏も、先生ご自身の課題解決に向けてじっくり研修に取り組んでいただきたいと思います。一人でも多くの先生方に参加していただき、ひのっ子のためのICTを効果的に活用した授業実践につなげてほしいと思います。
もちろん、教育委員会では、ICT活用教育以外の研修も予定しています。夏季休業中は、自己の指導力の向上を目指して多くの先生方が研修会に参加されます。水泳指導や部活動指導、補習を始め、夏季休業日中も様々な仕事を進めながら時間をつくって研修に参加される先生方に、参加してよかったと感じていただけるように内容の充実に努めてまいります。
なお、写真は過去の夏季休業中の研修の様子です。
学校ホームページ
小・中学校のホームページはいかがでしょうか。学校の基本的な情報に加えて、「見える学校」を目指して、日々のできごとを工夫して発信しています。特に移動教室や修学旅行等の情報は、かなり詳細にすばやく、まさに「速報」として伝えている学校もあります。開かれた学校を目指して学校公開等に取り組んでいますが、学校は敷居が高い、どんなことをやっているのか見えない、分からないという声は、今もいただきます。学校ホームページは、その解決に向けた確かな一助になっていると思います。
しかし、もちろんまだまだ改善すべき点もあります。よりよい発信に向けて、今後も学校とともに努力してまいります。
身を守る力の育成
写真は昨日の夕刻の空です。推進室の窓からはたいへんきれいに見えました。しかし、台風が接近する明日はどうなるのだろうと思っていましたが、案の定今日は朝から雨でした。
この時季、子どもたち、特に小学校低学年の子どもたちの登下校が心配です。危機意識を高くもち、危険を回避する行動を的確にとることはまだまだ難しいのが実態です。かさをさすと視界が極端に狭まることにより、登下校の危険性は増すと考えられます。雨の日の登下校について、学校や家庭で具体的に指導するとともに、実際の様子も見守っていただければと思います。
安全についてもう一つ。ICTを活用する子どもたちの周りには、ネットいじめ、学校裏サイト、なりすましメール、有害サイトなどたくさんの安全を脅かすものが存在します。本日の校長会で、教材の紹介を通して、情報モラル教育の取組について改めて呼びかけました。
事件や事故に巻き込まれることがないように、子どもたちが社会の中で自らの身を守る能力をはぐくんでまいりましょう。
運動会を通して
2日土曜日は、5校の中学校で運動会(体育祭)が行われました。天候に恵まれ、どの中学校でも今までの練習の成果が思う存分発揮されていました。これで、春に予定されていた中学校全8校と小学校1校の運動会が無事終了しました。すべて見ごたえのある素敵な運動会でした。子どもたちは、十分に達成感を味わうことができたことと思います。それを支えたくださった、先生方、保護者の皆様本当にご苦労様でした。お力添えをいただきました地域の皆様にも感謝申し上げます。
いくつかの学校にお邪魔すると、それぞれ雰囲気が異なります。校風というものなのかもしれません。学校や仲間への愛着を強くした貴重な行事となったことと思います。
衣替え
朝から曇り、雨、雲間に青空と様々な天気で6月がスタートしました。梅雨の到来が近付いてきたことをうかがわせます。今日から衣替え、季節が変わったことを実感させてくれます。市役所では、夏のエコスタイル(軽装)が始まりました。
梅雨は、マイナス面だけでなく、様々な恩恵を我々の暮らしにもたらします。子どもたちが雨でも楽しく生活する工夫をして、健康に、安全にこの時期を過ごしてほしいと願っています。