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ICT活用事例集 中学校編 2009年度

図書資料とICTの融合したプレゼンテーション

協働学習

理科 C型 3年 図書資料とICTの融合したプレゼンテーション 科学技術と人間 協働学習
永島 友和
(日野第一中学校)
ポイント(ICT活用の効果)
・図書室の図書資料とインターネットに接続されたパソコンを同時に使用することで、書籍にある基礎的な知識やインターネットによる新しい知識を調べることができる。
・校内共有ファイルに調べたことをまとめることで、いつでもどのパソコンからでもファイルの編集が可能になる。
・ワード、パワーポイント、インターネットファイルなど複数アプリケーションからプレゼンテーションを可能にする。
本時のねらい
火力発電所、水力発電所、原子力発電所の長所、短所を自分たちで調べ、調べたことをわかりやすく他者に伝える。
解説
○授業の流れ
1.日本のエネルギー資源の消費割合、年代による変遷などの学習後、火力発電所の長所(1グループ)とその短所(2グループ)、水力発電所の長所(3グループ)とその短所(4グループ)、原子力発電所の長所(5グループ)とその短所(6グループ)の6つのグループで分担して、図書資料やインターネットを利用して調べる。
2.調べた内容はパワーポイント、ワード、インターネットファイルなどで記録を保存しておく。
3.発表はパソコンを使ったプレゼンテーションで、火力発電所の長所vs短所、水力発電所の長所vs短所、原子力発電所の長所vs短所と対立する2グループでどちらが説得力のあるプレゼンテーションができているか対決する。評価は発電方式が違う他の4グループの生徒がする。

○ICT活用の有効性
 ・校内ネットワークにつながれたパソコンでファイル共有することで、複数のクラスや班が継続的にファイルを編集することができる。また、インターネット上の写真やグラフを利用することで、効果的なプレゼンテーションの準備が短時間でできる。
授業風景
グループでの調べ学習の場面
グループでの調べ学習の場面
プレゼンテーション対決の場面
プレゼンテーション対決の場面
使用機器・ソフト・コンテンツ等 校内ネットワークパソコン プロジェクター スクリーン

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