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ICT活用事例集 中学校編 2009年度

ICTを活用した鑑賞と意見交換

一斉学習

美術 B型 2年 ICTを活用した鑑賞と意見交換 鑑賞 一斉学習
中嶋 道理子
(日野第四中学校)
ポイント(ICT活用の効果)
・見比べたい作品を選び、同時に見せることでより効果的に作品を鑑賞できる。
・画像処理ソフトを用いて加工したワークシートをプロジェクターで映し出すことにより、共通理解を図りながらの学習が出来る。
本時のねらい
ピカソの画風に触れ、彼の生涯を知ることで作品に対する画家の思いを感じ取る。【鑑賞】
解説
○授業の流れ
1.ピカソのキュビスム作品をいわゆる有名絵画(ダビンチやゴッホなど)と並べて見せて、ピカソ作品を選び出させる。
2.同様に、デッサン作品や青の時代などの作品を他画家の作品と並べて見せ、ピカソ作品を選び出させる。
3.ピカソのさまざまな時代の作品を鑑賞し、その背景について説明する。
4.ゲルニカを紹介する。

○ワークシートについて
 ゲルニカを画像処理ソフトを用いて、そこに描かれている人、動物、物などをそれぞれ取り出せるように加工する。それらを使ってあらかじめワークシートを作っておき、プリントとして配布し同時にプロジェクターに映し出したワークシート上で確認しながら作品を味わっていく。
授業風景
作品を見比べる
作品を見比べる
ワークシートをプロジェクターで映し出し、生徒の意見や発表を打ち込んでいく。
ワークシートをプロジェクターで映し出し、生徒の意見や発表を打ち込んでいく。
使用機器・ソフト・コンテンツ等 Adobe Photoshop プロジェクター

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