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ICT活用事例集 中学校編 2009年度

投影じょうず・切り替えじょうず

一斉学習

技術
家庭
B型 2年 投影じょうず・切り替えじょうず 電気機器の検査 一斉学習
宮原 延郎
(日野第二中学校)
ポイント(ICT活用の効果)
・パワーポイントで作成した回路図と書画カメラに置いた機器はスクリーンに提示し、別の書画カメラで回路計の目盛をテレビに拡大提示する。この3つの提示を効果的に切り替えて投影することで、断線と漏電の検査方法をやさしく理解できる。
本時のねらい
・回路計(テスタ)を利用した電気機器の検査(導通試験と絶縁試験)の仕方を理解し、故障・事故の原因(断線・漏電)を推測し、解決することができる。(創意・工夫)
解説
・パワーポイントでの板書内容を事前に作成する。アニメーションを設定し、適時、投影できるようにする。また、回路図上で、点の移動、線の色変えをすることで、電気の流れを確認させることができる。
・PJカメラソフトウエアは、投影画像、プレゼンテーションの画像を切り替えることができる。また、写真に撮り、投影すると、画像が大きくなり、また、画質も上がる。
・テスタの目盛板は、書画カメラを直接テレビに接続して投影する。導通・絶縁の検査のみのため、針が振れるかが確認できればよい。
・説明に合わせ、切り替えをしていく。回路の実物の提示、プレゼンテーションへの切り替え、スライドへの切り替え、この三点をおこなっていく。多少なれる必要はあるが、回数を重ねることで、じょうずに切り替えをすることができる。

授業の効果
・アニメーションを繰り返し見ることができ、理解が深まる。電気の流れを視覚で捉えるため、生徒からわかりやすい、飽きないとの声が聞かれた。プリントの記入率が高くなった反面、単に写すだけの生徒もいる。スライドを作るのに時間がかかり大変であるが、一度作れば、次回は多少の直しだけで使用できる。
授業風景
セッティングの様子
セッティングの様子
パソコンと書画カメラ テレビ接続書画カメラ
パソコンと書画カメラ テレビ接続書画カメラ
投影の切り替え
投影の切り替え
使用機器・ソフト・コンテンツ等 パワーポイント PJカメラソフトウエア パソコン 書画カメラ2台 プロジェクター テレビ

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