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ICT活用事例集 小学校編 2010年度

さむい地方のどうぶつを知ろう

一斉学習協働学習

生活 発展型 2年 さむい地方のどうぶつを知ろう どうぶつとなかよし 一斉学習・協働学習
小俣 三佳子 溝口 結
(夢が丘小学校)
ポイント(ICT活用の効果)
インターネット回線を利用して、遠く離れた「旭山動物園」と接続し、リアルタイムでの動物の動きを観察でき、実際に見学をしているような学習体験ができる。また、双方向に映像が流れているので、動物園側には子どもたちの反応などがわかる。
本時のねらい
ホッキョクグマやアザラシなど、北にすむ動物の動きを観察しながら、その特徴を知る。
解説
○授業の流れ
1.旭川市と東京の気温差を知り、北国で生きる動物を理解する。
2.「ぺんぎん館」で、ペンギンを観察しながら、特徴を知る。また、ペンギンが決して寒い地方だけにいるのではなく、暖かい地方にもいることを知る。
3.「あざらし館」で、アザラシの泳ぐ姿を観察しながら、特徴を理解し、北海道の身近な動物であることや流氷がアザラシにとって大切なものということから、温暖化などの環境問題について考えるきっかけを作る。またアザラシによって、漁業被害が出ており、漁師にとってみれば害獣になっていることを知る。
4.ホッキョクギツネ、ホッキョクグマが極地で生きていくための体の特徴や知恵について学ぶ。

○学校にいながらにして、離れた施設との交流・学びができることは、本やビデオだけでは得られない、飼育展示係の生の声を聞くことができ、良い学習につながった。
授業風景
旭山動物園からの映像を見て、動物観察をしたり、質問について答えたりしました。※この実践は、旭川市「旭山動物園」及び飼育展示係学芸員佐賀真一さんの企画・協力があってできたものです。
使用機器・ソフト・コンテンツ等 パソコン カメラ プロジェクター

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