[本文はここから]

ICT活用事例集 小学校編 2010年度

分けた大きさの表し方を考えよう

個別学習

算数 C型 3年 分けた大きさの表し方を考えようビデオ映像 分数 個別学習
佐野 敏孝
(平山小学校)
ポイント(ICT活用の効果)
インタラクティブスタディ「分数新幹線(タブレット用)」(元長野市立篠ノ井西小学校山本教諭作成)を用いて、診断・補充を行う。キーボードでも、指やペンでも答えられる。画面の角度も自由に決められる。教師は、手元のタブレットパソコンから、児童の目標の達成度や誤答傾向をつかみながら、個別指導を行う。
本時のねらい
単位量を何等分かした内のいくつ分かの大きさを分数で表すこと、単位分数の幾つ分かを分数で表すという、分数の基本の、力試し、補充、練習、発展に取り組む。
解説
 本実践は、一人一台のタブレットパソコンを活用した個別学習支援システム「インタラクティブスタディ」の学習である。分数の意味と表し方についての定着を図るために、インタラクティブスタディの「分数新幹線」を活用し、診断・補充を行った。   
 この学習では、個々の回答に応じて次の問題が出されるので、誤答があった場合には、その理由をコンピュータが診断し、補充問題に取り組み、理解を深めることができる。どの児童も「なるほど、分かった。」と感じながら、自分のペースで熱中して取り組んでくれる。教師は、手元のタブレットパソコンから、児童の目標の達成度や誤答傾向をつかみながら個別指導を進めていく。普段の授業では、一人の子供に十分な時間をさくことは難しいが、このやり方だと、その子が納得いくまで、個別に指導することができる。児童同士で教え合う姿も見られる。
授業風景
個々の回答によって次の問題は異なる。
個々の回答によって次の問題は異なる。
「なるほど、分かった。」と感じながら、自分のペースで熱中して取り組んでいる。
「なるほど、分かった。」と感じながら、自分のペースで熱中して取り組んでいる。
手元のタブレットPCで児童の目標の達成や誤答傾向をつかむ。
手元のタブレットPCで児童の目標の達成や誤答傾向をつかむ。
普段の授業以上に手厚く個別指導ができる。
普段の授業以上に手厚く個別指導ができる。
授業風景(ビデオ) 画像をクリックすると動画が始まります。

児童の学習の様子
児童の学習の様子

先生の役割は?
先生の役割は?

本実践の解説
本実践の解説

使用機器・ソフト・コンテンツ等 ペンタブレットPC インタラクティブスタディ「分数新幹線」

  • 日野市 ICT 活用教育推進室
  • COPYRIGHT © 日野市 ICT 活用教育推進室 All Rights Reserved.