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ICT活用事例集 小学校編 2011年度

棒の数の求め方を見つけよう

一斉学習個別学習

算数 発展型 5年 棒の数の求め方を見つけようビデオ映像 きまりを見つけて 一斉学習・個別学習
市之瀬 英臣
(平山小学校)
ポイント(ICT活用の効果)
課題として示された図を写し、式と解き方の説明を表現することを、デジタルペンと専用のワークシートを用いて行うことにより、各児童の記述過程が記録できる。児童の解き方は大型モニタで一覧表示され、選択された児童の記述過程を再生することにより、その児童の思考過程がわかり、友達への参考となる。
本時のねらい
複数の正方形から構成される図を作成するために必要な棒の数を求める方法を見つける。正方形の数が増えても応用できる方法を見つけ、表現することができる。
友達の解き方の発表から、その考え方を想像したり、知ったりして、様々な考え方があることに気づく。
解説
1.複数の正方形から構成される図形を、大型モニタに瞬時提示し、図形を構成する棒の数を求める課題を提示した。黒板に図を描くと、その描き方が棒の数を求めるヒントとなってしまうので、デジタル教材として一瞬のうちに提示することに意味がある。また、すぐ消してしまうことによって、一本、一本、棒を数えるのではなく、何か工夫が必要なことを児童は感じ取る。
2.課題の図をワークシートに描いたり、求め方の式やその説明を書くために、デジタルペンを用いた。教師用パソコンに記述過程が転送され、全児童の進行状況は一覧表示される。
3.教師用パソコンに記録された自分の記述過程を少しずつ再現しながら発表することにより、図の描画過程と式との関係など、思考過程が他の児童にもわかりやすく発表できた。
4.図の描き方によって、棒の数を求める式が異なってくること、様々なやり方があること、やり方が異なっても答の棒の数はみな一致することなど、様々な発見があった。
授業風景
大型モニタによる課題の提示
大型モニタによる
課題の提示
デジタルペンで考え方を書く
デジタルペンで
考え方を書く
児童の解法の一覧表示
児童の解法の一覧表示
授業風景(ビデオ) 画像をクリックすると動画が始まります。

デジタルペンと専用アンテナ
デジタルペンと専用アンテナ

図形はいくつの棒からできている?
図形はいくつの棒からできている?

表現過程を再現しながら発表
表現過程を再現しながら発表

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