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ICT活用事例集 小学校編 2012年度

スキャナと電子黒板で自作のデジタル教科書

一斉学習

体育 B型 6年 スキャナと電子黒板で自作のデジタル教科書 保健「生活のしかたと病気」 一斉学習
中村 貴恵
(日野第六小学校)
ポイント(ICT活用の効果)
・図や表、グラフ、写真を拡大して画面に表示することができる。
・教科書のどの部分に注目すればよいかが一目で分かる。
・下線を引いたり、言葉を書き込んだりすることで、重要なポイントが理解しやすくなる。
本時のねらい
・生活習慣病の種類と死亡原因のグラフを関係付けて学習課題をつかむ。
・生活のしかたと病気が深く関わり合っていることを図やグラフ、写真から読み取り、理解する。
・生活習慣病の予防を考え、生活に生かせるようにする。
解説
<授業の流れ>
1.課題をつかむ「生活習慣病について調べ、予防法を考える」
2.生活習慣病について調べる(※ICT活用の場面:教科書の図や表、グラフから読み取ってまとめる)
3.生活習慣病の予防法について考える(※ICT活用の場面:電子黒板に表示したスキャナ画像を全員で見ながら図を読み取る)
4.学習したことをまとめる
  (※ICT活用の場面:スキャナ画像の重要なポイントに線を引く。児童の発言を書き込む。)

<ICT活用の工夫>
・授業支援用の共有フォルダに保存しておくことで学年全体でいつでも活用できるようにしておく。
・グラフだけに注目させたい時にe-黒板のデスクトップ操作シート機能で部分的に拡大して内容を確認する。
・児童が考えた予防法を画面上に書き込んでいく。

※ 特別支援を目的とした活用、また他教科での活用も有効である(例:社会科資料集の図や表、グラフ、写真など)
授業風景
教科書を一面に映し出す
教科書を一面に映し出す
グラフだけを拡大する
グラフだけを拡大する
グラフへの書き込み
グラフへの書き込み
児童の発言を書き込む
児童の発言を書き込む
使用機器・ソフト・コンテンツ等 スキャナ 52インチ大型ディスプレイ(デジタルテレビ) e黒板アシスタントデスクトップ操作シート機能

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