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ICT活用事例集　小学校編　2012年度

今年度、大きな話題となった金環食を利用した月と太陽の授業

一斉学習

理科 B型 6年 今年度、大きな話題となった金環食を利用した月と太陽の授業 月と太陽 一斉学習
澁谷　一彦
（日野第五小学校）
ポイント（ICT活用の効果）
・映像資料は5月20日の金環日食の所要時間を示し、又日本海に沈む夕日の経過時間(2分)と比較して、ほぼ並んで太陽と月が移動している事と、月の動きがわずかに遅いために重なり合いリングになり日食が終わる、ことが５２インチ大型ディスプレイで初めて全児童に示すことができる。
本時のねらい
・日食時間が非常に長かった今回の金環食を思い起こさせる。それに対して、たったの２分で水平線下に沈む日没と映像資料を比較する。それにより、太陽を隠した月が、太陽面上をほぼ並んで移動した事実に触れさせることができる。
解説
＜授業の流れ＞
１．太陽の動き(既習)＆月の動きと満ち欠け(既習)を確認する。※自作の太陽運航合成図提示
２．理科室内で、光源を背にしたボールは影になって見えないことを確認（※ＩＣＴ活用の場面）
３．金環日食と日没を対比させて、太陽と月が並んで移動したことを理解する。

＜ＩＣＴ活用の工夫＞
・５２インチ大型ディスプレイで、受け渡しフォルダに格納したものを利用する。
授業風景
8時8分～8時16分の18分間での日食の変化
8時8分～8時16分の18分間での日食の変化
新潟から見た、日本海に沈む夕日(2分間)
新潟から見た、日本海に沈む夕日(2分間)
教室での52インチ大型ディスプレイを使った、一斉授業
教室での５２インチ大型ディスプレイを使った、一斉授業
理科室でのボールとライトによる再現実験
理科室でのボールとライトによる再現実験
使用機器・ソフト・コンテンツ等 ５２インチ大型ディスプレイ（デジタルテレビ）　画像加工ソフト　自作の映像資料の演示可能なネットワーク環境

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