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ICT活用事例集 小学校編 2012年度

インタラクティブスタディ

個別学習

算数 C型 4年 インタラクティブスタディ 分数 個別学習
折茂 慎一郎
(平山小学校)
ポイント(ICT活用の効果)
 個別学習を通して、帯分数や仮分数のしくみやたし算、ひき算の学習内容について理解を深める。
 仮分数、帯分数の関係は、テープ図や数直線によってつかんでいくこと、同分母の加減計算は、単位分数の幾つ分かで考えていけばよいことを重点的に取り組む。
本時のねらい
・帯分数や仮分数の大きさやしくみが 分かるようになること。
・真分数、仮分数、帯分数のたし算や ひき算ができるようになること。
解説
 前時までに、帯分数や仮分数のしくみ、同分母の真分数、仮分数、帯分数の加減計算についての学習を終えた。本時では、これらの内容の確実な習得を図るため、インタラクティブスタディを活用した個別学習に取り組む。
 本システムは、一人一人のペースに合わせて、その子の回答に応じた問題が出される。よく理解できている児童は発展的な問題に進むことができる。帯分数を仮分数に、仮分数を帯分数になおすことや計算方法の理解が不十分な児童は、そのつまずきに応じた補充問題(治療問題)に進む。そして、“パソコン先生”のアドバイスを通して、ゆっくりと自分のペースでつまずきを克服しながら学習を進めていくことができる。
 教師は手元にある教師用モニタ(タブレットパソコン)で、全員の学習状況を把握する。本当に支援を必要としている児童に手厚く支援を行う。問題の意味が分からない場合は、児童同士で教え合う。このようなコミュニケーションを取りやすくするために、机の配置も工夫している。(風車型)
使用機器・ソフト・コンテンツ等 ペンタブレットPC 30台 インタラクティブスタディ 教材名「分数」

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