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ICT活用事例集 小学校編 2012年度

「連詩」を発見する 心と言葉をつなげよう

協働学習

国語 C型 6年 「連詩」を発見する 心と言葉をつなげよう 詩を書こう 協働学習
枡井 由紀子
(平山小学校)
ポイント(ICT活用の効果)
・限られた児童の意見の発表で終わるのではなく、クラス一人一人の考えを全員で共有するために、スタディノートデータベース機能を活用する。また、子情報機能を活用し、友達と意見の交流をすることで、自分の考えを友達に伝え合う。さらに、友達からの意見によって新しい発見や気付きが生まれ、学びが深まる。
本時のねらい
・自分の考えや思いを伝えるためにふさわしい表現を選んで短歌を書くことができる。
・友達の短歌から表現の工夫を見つけ、その効果に気づくことができる。
・表現の良さや一人一人の感じ方・発想の違いなどを交流し合い、お互いのよさを認め合うことができる。
解説
<授業の流れ>
●前時までの学習
「学校短歌」というテーマについて、一人一人が5・7・5の上の句を考えスタディノートに書く。
●本時の流れ
1.データベース機能を活用して、クラス全員の上の句をじっくりと鑑賞する。友達の上の句を読み、感想や、表現が工夫されていると感じたこと全体で話し合い、意見を交流する。
2.全体の中から一人の上の句を取り上げ、それにつなげて7・7の下の句を考えて書く。
3.下の句を鑑賞し、感想や、表現が工夫されていると感じたことを子情報機能でコメントし合う。
4.それぞれの作品の良さについて全体で話し合う。
・子情報を見ながら全体で話し合い、意見を交流する。友達の作品に共感したり、自分が思いもつかなかった作品についてもそのよさを発見したりして、友達の多様な表現や、感じ方の違いに触れる。
・子情報が多く付いている作品だけではなく、子情報は少ないが表現の工夫や豊かな発想が見られる作品も取り上げ、そのよさについて全体で話し合う。
5.次回はその他の友達の上の句にも下の句を付けることを予告し、意欲を高める。
使用機器・ソフト・コンテンツ等 ペンタブレットPC 27台 電子黒板 スタディノート データベース機能

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