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ICT活用事例集 小学校編 2012年度

スタディノート(ポスター機能)

協働学習

生活 C型 特別支援学級
わかくさ学級
スタディノート(ポスター機能) しゅくはくしんぶんをつくろう 協働学習
生田 寛昌
(平山小学校)
ポイント(ICT活用の効果)
ポスターの紙面を分割し、グループのメンバーの担当スペースを設定しておくと、画面上では全紙面が見えるが、操作できるのは自分の担当スペースだけになり、メンバーの操作を見ながら自分のスペースに写真を貼り付けたり、コメントやイラストを書き加えることができる。全体の構成をみんなで考えたり、友達の作成画面を参考にするなど、協働的な学習が可能になる。
本時のねらい
友達と協働して宿泊学習の新聞を作成する学習を通して、友達と話し合ったり、友達の表現方法のよさから学んだりすることができる。
解説
1.導入で、宿泊1日目の新聞で気付いたことを話し合い、発表する。
 ・発表は、(1)工夫したところ、(2)こうすればもっとよくなると思ったところを中心に行う。
2.本時の活動内容、めあてを把握する。
3.発表をうけて、宿泊学習1日目の新聞の改善をしたり、続きを作成したりする。
 ・写真を貼ったり文字を書いたりして、新聞記事を作成する。
4.めあてを意識して取り組むことができたかを確認する。

 ポスター機能を活用することで、自分の活動と同時進行で同じ班の友達の作成画面が見られるため、自然に話し合いなどの学び合いが生まれる。そのため、教師や介助員からの支援は、機器の操作方法など技術的なことを中心にし、新聞作りのための話し合いや役割分担の促進など内容的なことはなるべく控えるようにした。また、他の班の表現のよさや工夫したところを見て自分たちの新聞作りに生かせるよう、授業の始めに発表を取り入れた。
授業風景
ポスター機能を使って学習をしている様子です。パソコンに向かい、時に話し合いながら活動をしています。
使用機器・ソフト・コンテンツ等 ペンタブレットPC 18台 スタディノート ポスター機能 電子黒板 52インチ大型ディスプレイ(デジタルテレビ)

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