学年・専科だより

外国語通信3

 

こんにちは。Mr.Horieです。

今回は写真がありませんが、英語を勉強する上で少し役立つお話をしたいと思います。


みなさん、アルファベットの各文字(A,B,CからZまで)には「名前」と「音」があることをご存知でしょうか。


私は学生時代、「名前」と「音」を真剣に意識せず、英語を学んでいました。しかし、約2年半前の海外派遣研修で外国語の教授法を学んだことが、「名前」と「音」を真剣に意識しながら英語と向き合うようになった大きなきっかけとなりました。


「名前」と「音」について、文字のAを題材にざっと説明すると

Aの名前…「エイ」

Aの音 …「ア」

となります。

※英語の発音を片仮名表記するのは不可能ですが、便宜上、使用しています。


各文字の中には「音」を複数もっているものもありますが、児童に指導する場合は、「最もよく用いられる音」を教えるようにしていますし、外国語の教授法においてそれが定石と言われています。


「音」への理解が深まると、初めて読む単語に出会った際に、その言葉の発音を類推しやすくなるとともに、綴り、発音、口形とをリンクさせながら学習ができるので、語彙を増やすことに役立ちます。


ですので、英語を学習する際には、まず「音」への理解を深めることをおすすめいたします。実際に私も、「音」を学習してから、語彙をより広げることができています。