学校の様子

6年【学び・地域・“いのち”】土器発掘体験

 4月27日(金)に土器拾い体験をしました。当日の講師は、本校の農業指導者でもある小林和男さんです。
 平山橋近くの鉄塔に到着すると、小林さんからこの地域で発見された土器は、縄文時代の物、弥生時代の物以外に、平安時代の須恵器や磨製石器もあると説明していただきました。
 20分間ほど、子供たちは夢中になって探し、「これは土器?石?」と積極的に質問していました。拾ったものはすべて持ち帰ってよいとのことだったので、ご家庭でもご覧いただけたのではないでしょうか。
 続けて、スペシャルなことが起きました。現在日野バイパスの建設用地から埋蔵物が発見されたということで、来年の3月まで発掘調査が行われています。何と今回は、その中に入って、見学することができたのです。
 この場所には、平安時代までの住居跡が発見されており、この時代まで竪穴式住居であったと教わりました。実際に目にすることで、当時の様子を想像したり、人々が生活していた姿が分かったりしました。「平山にこんなに大きくて、すごい歴史があることに気が付いて、誇りに思った。」と感想を書く子がいました。