学校の様子

6年生【"いのち"・地域・学び】模擬裁判授業

 7月12日(月)に第一東京弁護士会の弁護士の方にお越しいただき、模擬裁判をしました。

 放火事件の刑事裁判という想定で、裁判官・裁判員役、検察官役、弁護人役、傍聴人役に分かれて裁判の流れを体験しました。

 

 

  ・飲食店の裏口に何者かが放火した。

  ・飲食店の店長は現場から逃走する被告人らしき人物を目撃している。

  ・被告人にはその現場にいなかったというアリバイがある。

 

というような事件内容と、検察・弁護側の証拠、証人への尋問、被告人への質問などを通して、どのような判決になるのかを考えながら傍聴することができました。グループごとに話し合いながらワークシートに判決とその理由を書きこんでいきました。

 

 

 全体で考えを聞いてみると、「有罪」と考える人も「無罪」と考える人もいました。「目撃情報が不確かだから…。」「被告人は店長に恨みを持っていたから…。」「アリバイ成立すると思うから…。」と様々な角度から考える姿が素敵だなと感じました。弁護士の方からも「一生懸命考えていてすばらしかったです。」とのお言葉をいただきました。

 

 授業で「聞いて」学ぶだけでなく、「見て・体験して」学ぶことで、実感を伴った理解につなげることができました。