学校の様子

6年【学び】水墨画

水墨画に挑戦!

 5月21日(木)の登校可能日には、「水墨画」に挑戦しました。6年生は、社会の学習で歴史を学びます。そして書写の学習として、今回の学習は横断的に取り組みました。水墨画について知っていた子は半分。絵を見たら「あぁ見たことあるなぁ。」と、どんなものなのか分かったようです。

 まず、水墨画についてレクチャーをしました。歴史的な背景や、どんな描き方をしているのか。また手順(本来とは違う、子供用の手順にアレンジしました)を確認し、4つのお手本の中から自分が気に入った絵を描きました。

 手本の絵を見たときには、「難しそうだなぁ。」「できるかな。」と思う子が多くいたようです。輪郭の取り方、絵の濃淡の付け方を水で加減することが分かると、それぞれが黙々と描き始めました。分からないことは、先生に質問してくれました。
 今の教室は、席は2mずつ離れています。人数も半分に分かれています。しかし、学習に取り組むみんなの姿を見ていると「これまでの日常」の瞬間が教室に戻ってきた感じ、うれしくなりました。

 学習の最中には、校長先生、副校長先生、算数の山田先生、音楽の阿部先生も様子を見に来てくださいました。どの先生方も、6年生の学習に取り組む姿に関心してくださっていました。


 2時間掛けて取り組みましたが、まだ仕上がりませんでした。しかし、どの子の出来栄えも素敵でした!同じ絵を描いているはずなのに、線の描き方、構図の取り方の違いなのでしょうか。「みんな違って、みんないい!」出来上がりが楽しみです。

 来週の月曜日の登校可能日に、もう一度取り組みます。3組のある子は「先生、難しいと思っていたけど、またやりたい!」と言ってくれました。うれしい一言でした。すでに一枚描き終えた子もいます。その子は、小さいサイズにもう一枚挑戦。または、これまでの課題で終わっていないものがあれば、それを持ってきて取り組みましょう。

 自宅で学習に取り組んでいる皆さんの中で、「やってみたいなぁ。」と思ったら先生たちに聞いてください。材料を渡してやり方を教えますよ。ぜひ取り組んでみてください。

 

【ある子の出来上がりの作品】

保護者の皆様

 家庭学習に対してご理解とご協力いただき、本当にありがとうございます。子供たちが持ってきてくれる課題に目を通していくと、ご家族の協力の様子が伺えることもありました。お手数をお掛けし申し訳ありませんが、残りの休校期間へのご理解とご協力のほど、よろしくお願いいたします。何か気になることや心配なことなどがありましたら、いつでも学校へご連絡ください。