「ふるさといいとこさがし」
「ふるさといいとこさがし」という教材を通して、郷土のよさについて考えました。
自分達のまちのよさについて「何もない。」と考えていた主人公のみわさんが、町の人達との交流を通して、自分たちのまちにはいいところがたくさんあることに気付くお話です。
はじめに、平山のよさについて質問しました。
「自然がいっぱいある。」「公園がたくさんある。」「新鮮な野菜がたくさんある。」など意見が出ましたが。
よさがなかなか思いつかない友達もいました。
教材を読み、「みわは、まちのいいところ探しをしてどのような気持ちの変化があっただろう?」と聞くと、
「まちのよさを知って嬉しかったと思う。素敵なまちをもっと自慢したくなったんじゃないかな。」
「まちにたくさんのよさがあってよかった!よさをもっと知って、色々な人に伝えたくなったと思う。」
と、まちのよさを見付けることで、故郷を誇りに思えることに気付くことができました。
3年生では、社会科で平山のまちの様子を学び、社会科見学で日野市巡りを行いました。また、総合的な学習の時間を通して、浅川に何度も足を運び、魅力を伝えようと学習してきました。
学習の最後には、今年1年間で学んだり、感じたりした日野市のよいところをたくさん見付け、発表してくれました。

ふだんは「当たり前」だと思って流していることも、こうして「テーマ」を立て、改めて振り返ることでその「意味」や「価値」に気付くことができます。子供たちの振り返りには、
「こんなに日野に魅力があるなんてとってもうれしくなりました。」
「もっともっと日野のよさを見付けていきたいです。」
「どんな場所にも見つけようとすれば良さがあるんだな。」
とありました。
こうした新たな思いや、新しい見方・考え方をもてるのが道徳の良さだと考えています。
今回の道徳の授業を通して子供たちは、今まで学んできたことと結び付けて日野市のよさに改めて気付き、自分たちの故郷を大切にしようと考えることができました。
もう少しで春休みです。ご家庭でも、家族みんなで日野のよさを探してみてください!