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6年 防災移動教室

 2月13日、快晴の中、6年生は防災移動教室に行ってきました。
今年は毎年行っている国会議事堂に加え、墨田区にある本所防災館へ行きました。当日に至るまでに実行委員の子ども達が中心となり、しおりを作成したり、出発式、解散式の準備を進めました。

 国会議事堂は金曜日のためか、各地の学校から多くの子供たちだけでなく一般の見学者も訪れていたため、じっくり見学とはいきませんでしたが、国の中枢である場を感じ取っていました。

 お昼は北の丸公園です。とにかくお天気がよかったので、芝生の上で気持ち良く食べていました。お弁当の準備、ありがとうございました。

 午後はいよいよ本所防災館です。ここでは「地震」「都市型水害」「消火訓練」「暴風雨」の4つを模擬体験しました。地震では震度6弱までの揺れを体験し、ガイドさんからは、「テーブルの下にもぐることはいいことだが、そこにたどり着くまでにけがをするケースがあるので、状況を見て身を守ることが大切である。」と教えていただきました。

 都市型水害では、水が地下室へ流れ込んだときには、簡単にドアが開かなくなることを水深10cm~40cmの間のケースで体験しました。水深10cmでもなかなかドアが開かないことに驚いていました。水深40cmになると二人で開けようとしてもなかなか開くものではありませんでした。

 消火訓練は、出火した状態のバーチャル映像に消火器で水をかけ、消火体験をしました。ただ水をかけるだけでなく、燃えている箇所のどの部分に水をかけると、すぐに消火できるかを学びました。

 暴風雨体験では、カッパを着て体験コーナーに入ったのですが、想像以上の雨と風で、もし巨大台風が来たらすごい被害ができることに気づいたようです。振り返りでも、暴風雨が一番印象にのこったようで、「雨もこわいが、その後の吹き返しの風がこわいことを知った。」と発表する子がいました。

 6年生は今、生きぬく科で「まちづくりプロジェクト」を進めています。本所防災館での体験も生かして、災害に負けない未来のまちを学習発表会本番ぎりぎりまで考えていきます。

今回の防災移動教室での見学や体験をご家庭でも話題にしてみてください。

暴風雨体験
都市型水害体験
消火体験