学校の様子

6年まちづくりプロジェクト

 2学期から取り組んでいる生きぬく科「まちづくりプロジェクト」も、いよいよ本格的なグループワークに入りました。平山を災害に負けないまちにするために、6つのチームに分かれ、日野市防災安全課に提案するための“資料”を作成しているところです。

 6つのチームとは①地震につよい②過去の災害を知る③洪水につよい④土砂災害につよい⑤情報の活用と発信⑥避難・訓練 です。

 1月28日(木)と2月1日(月)に、それぞれの専門家から直接学ぶ機会をいただきました。子ども達の学ぶ表情を真剣そのもの。時には驚いたり、もっと知りたいと質問したりと意欲を感じる場面が多々ありました。

地震チームは、平山橋の工事現場の中に入れていただき、橋の補強や耐震の工夫を学びました。
過去の災害チームは、鎌倉時代が現在までに日野で起きた災害について知ることができました。
洪水チームは、浅川護岸工事現場の中に入れていただき、堤防そのものに工夫があることを学びました。
土砂災害チームは、フィールドワークを通して、土砂災害がもし発生してしまった時の想定をシミュレーションしました。
情報チーム、避難訓練チームは、合同で、東日本大震災当時、宮城県で被災され、避難所運営に携わった専門家から、正確な情報の大切さ、日頃からの訓練の大切さなど、多岐にわたりお話をいただき、新たな知識を得ることができました。

 専門家の先生方には、お忙しい中、子ども達の学びが深まるよう、レクチャーをしていただき、ありがたく思います。子ども達もそういった感謝の気持ちももちながら、このプロジェクトに全力をかたむけていきます。