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6年 土砂災害の専門家から学ぶ

 6年生もいよいよ後半に入り、「生きぬく科」では、これから平山のまちを災害に負けない強いまちにするための提案をする「まちづくりプロジェクト」がスタートしました。
 日本は自然の恵みが豊かな一方、どこへいても災害のリスクがあり、それは平山地区でも例外ではないことを自覚するところがスタートです。

 その学習の第一歩として、土砂災害の専門家である池谷浩先生にご来校いただき、1時間、学年合同の授業をしていただきました。
 先生からは、西之島の噴火の例をもとに、そもそも人が住んでいないところに災害はない。人が生活を営んでいるところに自然の脅威が迫ってくるから災害になる。よって、日本全国どこにでも災害リスクはあるということまず教えてもらいました。

 そういった災害リスクから命を守るには、日本の国土がどんな特徴をもっているのか、自分の住んでいる地域の地形にはどんな特徴があり、リスクが考えられるのか。そして大雨、土砂崩れ、土石流などどんな性質で、どんな速さで、それによってどんな被害が生じるかを知っておくことが大事であることを強調されていました。

 地球環境の変化により、雨の降り方や降雨量にも大きな変化が生じいることを紹介してもらい、みんな驚いていました。

 子供達は、先生の話を聞き逃さないように熱心にメモをとり、全体の場でも質問が出てくるほどでした。授業後も個別に質問に行く子が多数しました。

 池谷先生からの学びは。今後につながるものになりました。来年の2月いっぱいまで続けるプロジェクトです。途中経過を随時発信できればと思っています。

池谷先生から、まずは授業の概要を話していただきました。
土砂災害の特徴など、詳しくお話しいただきました。

子供達は、話を聞き逃さないようにメモとっています。
 
授業後も池谷先生に質問です。意欲的です。