学校の様子

4年生 福祉についての学習

11月から4年生は、『福祉について考えよう』という学習を行っています。

「誰もがくらしやすい街を目指して」という視点から、社会にはどのような方がいて、どのように暮らしているのかを考えたり、ゲストティーチャーの方をお招きして学習の課題を見付けていきます。

 

1回目は「手話サークルの方」「聴覚障害者協会」の方をお招きして、聴覚に障がいのある方がどのように生活をしているのかをうかがいました。

「どなたが聴覚に障がいがある方なのだろう?」と見た目からだけは判断がつかないことを学んでいました。

「自分たちが暮らしている回りにも、いろいろな方が暮らしていることに気が付いた。」視点が広がりました。その後の学習では「駅に音でトイレの場所を教えてくれる機械があったよ。」「この間、目の不自由な方を見かけたよ。」と、日頃の生活の中を新しい視点で見つめる子が増えていました。

 

2回目は、「日野市社会福祉協議会の方」をお招きして、「みんなの幸せ」について考えていきました。

〇自分の幸せとはどんなこと??

〇友達の幸せとはどんなこと??

〇担任の先生の幸せはどんなこと??

〇他の人の幸せとはどんなこと??

と身近な人から、だんだんと社会全体へと目を向けていきました。

  

・一人一人は幸せになる権利をもっている⇒それは、一人では達成できないこともある

・誰もが取り残されない社会=みんなが幸せになれる社会

と今後の学習につながるお話をたくさん聞くことができました。

 

「みんなで助け合わないといけないといけない。」

「差別をしなければ、世界中の一人一人が楽しく、幸せで暮らせる。」

「障害のある方も、もっと暮らしやすくするために環境を良くしていきたい。」

と学習を振り返っていました。

 

今後もゲストティーチャーをお招きして、多くの学習を予定しています。