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2007年4月の記事一覧

ICT活用教育モデル校、推進校の意気込み

本日、教育センターで、『ICT活用に関する研究委員会』の「ICT活用実践部会」を開きました。

『ICT活用に関する研究委員会』は、日野市のICT活用教育の本部としての役割も担っており、多くの施策を提案してきた大変重要な組織です。学識経験者を中心に、庁内の関係部署とモデル校のメンバーが集まっているのが特色です。今年度は3年目です。
本委員会の「ICT活用実践部会」メンバーは、ICT活用教育モデル校、推進校の管理職の先生と研究主任(主幹)の先生です。
委員全員がそろう会議開催前に、一足早くこの臨時的な部会を開いた目的は、今年のICT活用教育の方向性を共通理解し、モデル校、推進校としての実践や今後の取組を共有することです。
本日は、日野市のICT活用教育のCIO的な存在である東原教授にも駆けつけていただき、各校の計画に適切な助言をいただきました。

以下、各校から報告された内容です。

★潤徳小:思い切って年度当初からアナログをやめました。週案簿は全員が校務支援システムを活用しています。通知票等も含めて校務支援システムをフル活用していきます。今後はICTを活用して特別支援教育を充実させていきます。
★日野三中:昨年度から校務支援システムの活用を通して、先生達全員のスキルアップを図ってきました。また、セキュリティ教材モデル校として、組織全体で動いてきました。これを継続するとともに、今年度は、ICTを活用した授業改善にも取り組み、子ども達に成果を還元していきます。
★平山中:ICTの活用は教員の資質であること、ICTを活用してわかる授業を実現すること、この方針にそって、全員が授業を行います。イメージ作りのために先進地区の視察も予定しています。目標は、文科省の5観点18項目チェックリストで、全員が少しでもレベルを上げることです。
★日野三小:国語力の向上を目的とした研究を行います。学年ごとにICTという手段をどのように活用していくかについて、5月に指導を仰いでから具体的に取り組んでいきます。小・中連携教育の国語部会でも、お勧めの本について小・中学生で紹介し合うことを予定しています。
★大坂上中:職員会議ではペーパーレス化を図っています。小・中連携教育では、授業でICTを活用していくことを共通理解しています。先生達同士の交流は、4校の共有掲示板(小・中連携掲示板)を活用しています。子ども達同士の交流はこれから内容を検討していきます。
★夢が丘小:昨年度までの2年間の研究を定着させ、引き続き、日常的にICTを活用していきます。また、市P協でも話題になったように、ホームページの更新に心がけ、内容を充実させていきます。個人情報の保護については、年度当初、学校の方針を保護者に伝えました。

・・・・今年度はICT活用教育充実の年。各校の報告を聞いて、モデル校、推進校の先生方の意欲を感じ、ワクワクした気持ちになりました。