過去の推進室情報 2007年

2007年6月の記事一覧

日野市の頑張る地方応援プログラム

本日午後、庁議室で『頑張る地方応援プログラム』の打合せ会がありました。
『頑張る地方応援プログラム』とは、総務省が「やる気のある地方が自由に独自の施策を展開することにより、
「魅力ある地方」に生まれ変わるよう、地方独自のプロジェクトを自ら考え、前向きに取り組む地方公共団体に対し、
地方交付税等の支援措置を講じる。」という目的で公募しているものです。
日野市はこれに手をあげ、採択されました。
期間は平成19年度から21年度までの3年間です。
ICT活用教育の推進は、日野市が独自に取り組んでいるプロジェクトの6つの中に含まれています。
(詳細は日野市のホームページに掲載されています)

【日野市が独自に取り組んでいるプロジェクト一覧】
・ICT活用教育推進プロジェクト
・ひのっ子そだちあいプロジェクト
・食育推進プロジェクト
・三大まつりによるまちおこしプロジェクト
・安全・安心まちづくりプロジェクト
・地球温暖化対策プロジェクト

今日の推進室。

サーバーのメンテナンスを担当してくださっている方と情報システム課の職員が推進室に集まり、
今後の運用について検討しました。
日野市の学校Webサイトを支える会です。

安全で効率よく・・・


校務支援システムの開発者が来室し、指導主事も全員集合して、成績管理機能についての最終確認を行いました。
セキュリティの守られている中で、データを一度入力すると、それが全ての帳票に反映されます・・・・効率的で安全です。

校務をしながら、常時、セキュリティポリシーを意識していただけるよう、校務支援システムのメニューに「セキュリティポリシー」のボタンを新たに作りました。

 (クリックすると拡大されます)

大学生との交流学習(2)

6月1日に引き続いて、日野第三小学校第6学年の国語の授業です。
(教員を目指している国語科の学生とチームを組み、インターネット掲示板を利用して、各チームの学生から俳句についての学習指導をしてもらうという試み)

いよいよ今日、子ども達が初めて作った俳句を、学生先生に送ります。
俳句を書き込んでから、?季語はどうだろうか、?ここは伝わるか。?この表現でいいか・・・など、子ども達なりに悩んでいること、分からないことなどを書き加えています。

明日は大学の授業があります。
学生先生は、この子ども達の作品を見て、アドバイスや感想を送ってくれることになっています。

・・・授業者は本実践において、大学の先生とテレビ会議を通して綿密な打合せを重ねています・・・

モデル校の先進校視察

日野市のICT活用教育のモデル校である平山中学校の先生方が、昨日、体育祭の振替休日を利用して、先進校の視察に行かれました。
このことは、学校のWebサイトでも紹介してくださっています。

モデル校の先生方には、毎年、できるだけ先進校の視察に行っていただいています。
小学校の校長先生方にも、校長会研修として、2年連続で行っていただきました。
ICT活用教育の先進校の優れた実践に触れ、授業のイメージを作って実践していただくのがねらいです。
つくば市、塩尻市等の教育委員会の先生方には毎年お世話になっています。

今のところ、優れた実践をたくさん紹介していただいているばかりですが、そのうち、昨年度の学会発表のように、
日野市からもどんどん事例を
紹介し、全国に発信していけるようになることを願っています。

日野第七小学校学校課訪問

今日は、日野第七小学校の学校課訪問がありました。
近隣の3校と合わせて、小・中連携教育の国・都・市の研究校です。

職員の朝の打合せは、校務支援システムを活用して効率化を図っているとのことでした。

全クラスの授業を見せていただきました。
4学級で、ICTを活用した授業が展開されていました。

第2学年国語:「かん字のひろば」
教科書を拡大してわかりやすく説明しています。

第5学年国語:「お願いの手紙・お礼の手紙」
教科書を拡大して、文章を分析しています。

第3学年社会科:「わたしたちの市のようす」
導入で、撮影した写真を教材として使っています。

第4学年算数:「わり算」
子どものノートを拡大して解き方の情報交換をしています。

日野第七小学校は、地域の生きもの、自然を扱った取組が多くあります。
(Webサイトでもたくさん発信してくださっています。)
3年生の教室では理科の学習も兼ねて、カイコを飼っていました。
6年生の家庭科では、繭を取り上げて、衣服の繊維の学習を行っていました。

音を立てて桑の葉を食べているカイコ。子ども達は授業中も気になっているようです・・・

 繭を絹糸にする体験・・・

ビオトープでは、水生植物(ハンゲショウ、ソバ等)と、ザリガニとの戦いが
繰り広げられていました。
メダカはのんびり泳いでいます・・・

育成会主催の情報安全教育研修会

昨日、推進室に、四中地区青少年育成会の方が訪ねて来られました。

地域の小・中学生と高校生の保護者を対象に、情報安全教育の研修会を開くことが決まったということを教えてくださいました。
7月14日(土)に、携帯・インターネットの危険性とその対策について、警視庁八王子少年センターの専門家を招いて実施するそうです。

携帯・インターネット事故から子どもを守るためには、学校の指導だけでは不十分です。
このことは、4月の市P教(日野市PTA協議会)の懇談会で話題になったことです。
早速実施してくださって有り難く思います。
今後も推進室は、学校と家庭との連携に向けてお手伝いをしたいと考えています。

大学生との交流学習

日野第三小学校の第6学年の授業を見せていただきました。

6年生の子どもが大学生(教員を目指している国語科の学生)とチームを組み、インターネット掲示板を利用して、各チームの学生から俳句についての学習指導をしてもらうという試みです。

今日は、その前段階で、チームの学生と互いの自己紹介をし合う場面でした。
先に送った子ども達の紹介文に対して、学生が親しみを込めてメッセージを送ってくれました。
子ども達は、自分の名前を覚えてもらったことや、自分の書いたことに対して、共感してくれたり感心してくれたりしたことがとてもうれしかったようです。

事前交流で仲良くなったところで、いよいよ次から、俳句の学習に入ります。
今後、このインターネット掲示板による双方向型の個別学習の展開が楽しみです。
・・・本実践は、信州大学の東原先生と藤森先生の御指導のもとに行っています・・・