過去の推進室情報 2007年

2007年5月の記事一覧

学校のICT化=紙資源の保全等に取り組む意識改革

日野市は平成12年に制定された「日野市環境方針」を実行しています。
ISO14001(環境マネジメントシステム)の認証も取得しています(平成15年度、平成18年度に認証を更新継続しています)。
現在、全庁的に、両面印刷、個人ごみの持ち帰り等ごみ排出量の削減に取り組んでいるところです。

先日、庁内全体で環境研修が実施されましたが、本日午前中は、教育部内での環境研修(報告会)が行われました。
出席者は、部課長と担当者です。エコディレクター(部長)が、エコマネージャー(課長、室長)とエコナビゲーター(各課の担当者)に、第1回日野市環境管理委員会の報告を行いました。
紙は一切使わず、コンピュータを持ち込んでの報告会でした。
それぞれがネットワーク上の掲示板から入手した文書を、画面で見ながら進めました。
今日の報告を受けて、エコマネージャーが各課で環境研修を実施することになります。

環境管理委員会の報告から、学校におけるICT化、特に校務支援システムの活用が、環境問題とどう関係するか考えさせられました。

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「会議資料等の簡素化、必要部数印刷の徹底」、「保存資料における配慮」による紙資源の節約が重要です。
具体的には、校務支援システムでの通知等の電子施行、掲示板・回覧板・メールの積極的な活用を図ることです。
紙による資料保存は否定できませんが、電子データで保存すれば足りる資料も多々存在しています。
電子データで保存・閲覧し、必要に応じてプリントアウトするなど、電子データと紙の臨機応変な活用が必要になると思われます。

いずれにしても、永年保存を除いて、いつかは廃棄される多くの情報を、紙により保有・管理しているのが現状です。
文書として(1)保存する必要なし(2)電子データでの保存(3)紙による保存、といった仕分けを厳密に行うことが必要になってくると思われます。

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紙文化中心の学校ですが、できるだけ量を減らして、紙資源の保全等に取り組む意識改革が必要な時代だ・・・と痛感しました。
校務支援システムが、結局は、地球の温暖化を防ぐことにつながってくのだということを改めて感じています。

動いていて当然?

校務システムの動きが遅くなる現象が起こってしまいました・・・

普段から、推進室へかかってくる電話は、ヘルプデスク的なものが大半です。
とりわけ今朝は、校務支援システムの不具合を尋ねる電話でパンク状態の推進室でした。

学校のスケジュールの確認、連絡事項の確認、出欠席記録、週案簿作成、メール確認・・・・
今では当たり前になっていたことが突然できなくなってしまうこと・・・これは大変な事態です。

幸い、開発者の素早いプログラム修正と情報システム課職員の懸命な作業によって、夜、復旧しました。
連休中も出勤して仕事をされる先生もいらっしゃいます。まずはほっと一安心。
今後このようなトラブルが起きないように原因を究明し、対策を講じています。

ICT活用教育を進めるリーダの校長先生

今日は5月の定例校長会。

推進室からは、まず、日野市の目標とICT活用教育について説明いたしました。
(1)昨年度達成した「コンピュータ操作のできない先生ゼロ」「ICTを活用した教科指導等ができない小学校の先生ゼロ」に引き続き、
    「ICTを活用した教科指導等ができない中学校の先生ゼロ」を達成する。 
(2)文科省で示された「教員のICT活用指導力のチェックリスト」の5観点の平均値が、年間を通してそれぞれ1点あがるようにする。
   (4月27日文部科学省公表の資料も紹介) 
(3)情報安全教育を計画的に実施する。
(4)校務の情報化を目指す。(ねらいは校務の効率化、情報の共有化、教育の質の向上)
(5)見える学校づくり(学校Webサイトの充実、更新率を上げる)を目指す。

次に日野市立学校情報セキュリティポリシーの遵守についてお願いしました。
セキュリティポリシーについては、校務支援システムから全教職員が見られるようになっています。
また、今年1月から3月にかけて、セキュリティ会社の専門家が市内全校で「現場指導」を行った結果もお知らせしました。
この結果から、「利便性ばかりを追求していること、慣れによる管理がされていること、学校間での情報セキュリティ対策に対する認識の差が激しいこと」等の厳しい指摘を受けています。このことを謙虚に受け止め、今後の対策に生かしていきたいと考えています。

最後に、ICTモデル校(三小、三中、平山中、大坂上中)、推進校(潤徳小、夢が丘小)の校長先生方に、それぞれの学校での校務支援システムの積極的な活用やICTに関する校内研究の取組等を紹介していただきました。
校長会終了後、「日頃あまり他校の取組を知る機会がないので、大変参考になった。」「うちの学校でもぜひやってみようと思った。」
と、大変好評でした。
さすがにモデル校、推進校です。今後の取組が楽しみです。

さわやかな挨拶から始まった5月


さわやかな5月の始まりです。1ヶ月前は桜の花びらのじゅうたんになっていた市役所前の通りも、目に鮮やかな緑の並木道になりました。

いよいよさわやかな季節が始まりました・・・


学校でも、子どもたちの元気でさわやかな挨拶で5月が始まりました。

日野市は「あいさつ運動実施中」です。各学校の校門には、「声かけが地域をつなぐ第一歩!」という旗が立てられています。
奇数月の1日は、市役所の職員も各学校に行き、この運動に参加しています。今日がその日でした・・・
 

先生方はそれそれ、校門と通学路へ分かれて立っています・・・ スクールガードボランティアの方々も参加してくださっています。
昨年統合した平山小学校では、スクールバスで通ってくる子どもたちもいます。バスから降りて、市の職員に元気に挨拶・・・