過去の推進室情報 2007年

2008年2月の記事一覧

日野第五小学校研究発表会

日野第五小学校の研究発表会が開催されました。
研究テーマは「思いや考えを豊かに伝え合う指導の工夫~国語科:話すことと聞くことをとおして~」です。
本校は、児童一人一人に、言葉を通して伝え合うことの大切さ・人とかかわることの楽しさを充分に味わわせ、豊かなコミュニケーション能力を育てることを目指して、授業実践を重ねてきました。
1年間の成果として、意欲的に発表し、進んで聞こうとする態度が身に付いてきたと言うことです。

   

全学級の授業が公開されました。
3つの学年で、ICTを活用した授業が公開されました。いずれも、グループごとにプレゼンテーションし、発表の仕方を相互評価する場面です。



第6学年(学年合同)「私たちの言葉」 
ICT活用指導力Bー2 Cー3
第4学年「伝え合う」ということ」 
ICT活用指導力Cー3




第3学年「モチモチの木」 
ICT活用指導力Cー3


研究発表後の講演の講師は、文部科学省初等中等教育局視学官の宮崎活志先生。
演題は「これからの時代に求められる国語力について」。

「コミュニケーションを豊かにするために、「伝達」「認識」「思考」という言葉の機能を高めていく必要があります・・・」

第四幼稚園教育委員会訪問

快晴となった立春の朝。市役所前の道路はかちかちに凍り、空気も凍っているような寒さです。遠くの山並みがくっきりときれいに見えました。
  

今日は第四幼稚園の教育委員会訪問を行いました。
生活発表会に向けて取組んでいる姿を見せていただきました。
さくら組(年長組)とすみれ組(年少組)の合同のグループでは、もうすぐ小学生になるさくら組さんが、すみれ組さんにやさしく教えてあげている場面が見られました。


雪にもめげず、園庭で豊かに実らせている
ミカンの木。
お話のタイミングに合わせてOHPを操作します。なかなかの手さばきです。




教育委員さんに披露する靴下人形チーム。
踊りながら歌うのはちょっと難しい・・・
さくら組・すみれ組合同の踊り子チーム。曲名は「ダブルアクション」で、隊形移動もあります。さくら組の仮面ライダーは、すみれ組のあこがれ。見よう見まねで振り付けを懸命に覚えています。




創作振り付けが完了した踊り子チーム。
「おじゃ魔女」の曲に合わせて、
なりきって踊っています。見ていた
他のチームも一緒に踊っています。
午後のお話会。声優の森田チアキさんの見事な語りに、みんなお話の中へ引きこまれていきます。このようなプロの方が、第四幼稚園の幼児教育にボランティアとして関わってくださっていることは、本当にありがたいことです。本物のすばらしさに触れ、ますますお話が大好きになった子ども達です。




降園時には、園庭の雪はすっかり
溶けていました。
残りの雪を求めて、園舎の周りを歩き回る園児達です。

モデル校の研究発表会を終えて

今週は中学校2校、小学校1校のモデル校による研究発表会が行われ、いずれも大変好評でした。
研究発表を終えて、3校の先生方は、いずれもすがすがしい表情をしていらっしゃったのが印象的でした。
リーダーシップを発揮してくださった校長先生。
職員を支え、最後まで動き回っていらした副校長先生。
いろいろと気配りをしながら、研究を後押しされていた教務主幹の先生。
1年間研究をリードしてがんばってくださった研究主任の先生。
熱心に取り組んでくださった先生方。
校内環境を整えてくださった職員のみなさん。
3校のモデル校の教職員のみなさんに感謝いたします。

そして
日野市のICT活用教育をここまで引っ張ってくださった東原教授に改めて感謝いたします。
東原教授は、モデル校等の校内研修会にも、授業の設計にも、直接出向いてご指導下さいました。
ある時は、ICT機器を気軽に使えるきっかけに・・・と、接続方法から一緒になって教えてくださったり、
ある時は、大学からスカイプによる授業の実況中継をご覧になり、授業の流れや発問・声かけについて指示をくださったり
ある時は「ICTを無理して使おうとしてませんか。教科の目標の達成のためのICT活用でなければ」と、げきをとばしてくださったり、
お忙しい中、時間を割いてくださって、常に現場の状況に即した具体的な指導を下さいました。
また、実践の意義や先生方の思いを汲み取って、パンフレットやプレゼンのためのキーワードも提案して下さいました。
戸惑いながらもアドバイスにそって実際にやってみると、後で納得できることが多かったとの声が聞かれました。
東原教授は、簡単なところからスタートしても、最終的には質の高い授業を求めていらっしゃることが感じられました。
これほどまでに現場に寄り添ってくださる専門家はいらっしゃらないのではないかと思うほどです。

また
市議会議員の方も見に来てくださいました。(議会事務局を通して全議員の方に案内を配布しました)
市長、副市長も見に来てくださいました。
情報システム課の職員、教育委員会の職員も集まってくださいました。
ネットワーク関係やICT機器関係はもちろん、本市のICTに関係する企業の関係者も多く集まってくださいました。

さらに
本市の小学校の校長先生方が視察でお世話になった塩尻市教育委員会の方々もかけつけてくださいました。
市P教の方々、保護者の方々も多く参会してくださいました。

推進室のWebサイトを見て公開を知ったと、遠くの地から参加くださった先生、いかがだったでしょうか。

本当に多くの人たちが力を貸してくださったこと、そして多くの方が応援してくださっていることに感謝いたします。

日野第三小学校研究発表会

本日、本市の研究課題校であり、ICT活用教育のモデル校である日野第三小学校の研究発表会が行われました。
本校の研究テーマは「国語科におけるICTの活用」。
学習の深まりと学びあい、国語科の目標達成に迫る新たな授業スタイルを見ていただきました。

オリエンテーションの様子。
副校長の石田先生と推進室職員の上野が担当しました。


以下の画像は、公開授業の様子です。
 
 
 



公開授業の後、体育館でパネルディスカッションを行いました。
 

研究主任の先生と各学年代表の先生がパネリストとして登壇しました。
実践事例と本時の公開授業について報告し、会場からの質問に応えました。
都外からも多くの方に参会していただき、積極的に質問や感想をいただきました。


最後に、コメンテータの東原義訓教授に、パネルディスカッションのまとめをしていただきました。
 


新たな授業スタイルに向けて挑戦した三小の先生方です。
優れた実践が誕生しました。