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ICT活用事例集 小学校編 2009年度

スタディノートのインターネット掲示板で学校間の意見交換

協働学習

社会 発展型 5年 スタディノートのインターネット掲示板で学校間の意見交換 お米サミット(ICTを効果的に活用した学校間共同学習) 協働学習
立石 順子
(日野第四小学校)
ポイント(ICT活用の効果)
スタディノートの掲示板を活用することにより、自校だけでなく他校の5年生とも考えや気付きを学び合うことができる。
本時のねらい
社会科で学んだお米作りの苦労や工夫と関連付けて、自分のお米作り体験で気付いたこと、新しく調べたことをスタディノートにまとめ、発信する。
解説
1.お米作り体験(種籾を苗まで育て、学校の田んぼに植える→稲刈り→脱穀→精米)
2.収穫祭(飯盒炊爨し、おにぎりにして食べる→採れた藁でクリスマスリース・しめ縄作り)
3.お米作り体験で学んだ事・気付いた事・さらに調べてみたい事を調べ、スタディノートにまとめる。
4.自分の作品を掲示板にアップし、掲示板にアップされている他校の作品を見て返信する。
5.自分の作品への返信を見て、自分のページをバージョンアップし掲示板にアップする。

○社会科で学習したことと、自分たちが実際にお米を育てたことをクイズにしたり、写真を貼って説明 したりして、読み手に分かりやすくまとめることに気をつけさせた。マンツーマンで作品を見合うので、他者意識をもって作品作りができ、返信がくると「見てくれた」という喜びに加え、「ほめられた」や「(アドバイスを受け)ここを直したほうがいいな」や「クイズに答えてくれた」という喜びもあり、学習意欲は時間を重ねるごとに向上。また、自分の作品を良くしようという態度だけでなく、自分の作品や他の友達の作品と比較しながら友達の作品を分析し、適切な評価を行う態度が身についた。

○他校との学び合いの際には、ネチケットの指導を行い、一番最初の返信に関して少人数グループで一人一人の返信を検討した上で送信させることとした。教師は、子どもがもれなく相手校に返信していること、また相手校からもれなく返信がきていることを確認してから授業に取り組んだ。
授業風景
授業の終わりに、クラス全体でアドバイスもらったこと・嬉しかったこと・友達の作品の良かったところ・バージョンアップした作品を共有する時間をとることで、一人一人の学習がクラス全体の学び合いになるようにする。
スタディノートのインターネット掲示板で学校間の意見交換
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