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ICT活用事例集 小学校編 2009年度

理科ねっとわーくで台風の学習

一斉学習

理科 B型 5年 理科ねっとわーくで台風の学習 台風と天気の変化 一斉学習
西沢 庸
(潤徳小学校)
ポイント(ICT活用の効果)
・台風の天気の様子を、コンテンツを利用し視覚的に提示することで、台風の雲の様子への驚きや発見、違いなどの気づきから主体的に調べてみようとする気持ちを育むことができる。イメージを具体化し、理解を深め、情報の共有化を図ることができる。(課題提示)
本時のねらい
・台風の映像、既習事項、自らの体験をもとにし、台風の被害を少なくするためには、台風の進路、速度、大きさ、時期などの情報が必要であることに気づくことができる。(科学的な思考)
解説
~本時の流れ~
1.台風の雲の画像を見て、気が付いたことを発表し合う。(1985年メキシコ台風画像提示)
2.台風による身近な被害について話し合う。(潤徳池静止画像提示)
3.台風による被害の画像を見る。(日本各地の被害静止画像、台風13号の被害映像提示)
4.本時のめあてについて(個人→班)考える。
5.班ごとに発表する。

・「台風」による被害は、子供たちにとって生活に大きな影響を及ぼすという認識がない。なぜなら身近では、傘が飛びそうになったり、雨が続いたり、校庭に水溜りができる程度だからだ。まず、理科ねっとわーくの豊富な画像の中から画像を選び、台風が身近な場所や日本各地でどのような被害をもたらすのかを共有した。全員が同じ共通理解のもと「どうしたら台風の被害を少なくできるか」という本時のめあてを提示した。全員で共通理解を図ったことで、班の話し合いが活発になり何通りもの考え方が出たことが印象的だった。ICTを活用することで、イメージを具体化し、理解を深め、情報の共有化を図ることができた。
授業風景
生活にどうような被害が出るかを全体で考える場面
生活にどうような被害が出るかを全体で考える場面
台風の被害を少なくするためには?個人で考える場面
台風の被害を少なくするためには?個人で考える場面
使用機器・ソフト・コンテンツ等 理科ねっとわーく パソコン プロジェクター 

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