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ICT活用事例集 小学校編 2009年度

観察カードの共有

協働学習

理科 C型 3年 観察カードの共有 星や月 協働学習
内田 桃代
(日野第四小学校)
ポイント(ICT活用の効果)
児童が描いた月の観察カードを、書画カメラを用いてスクリーンに映し出すことで月の動きについての考えを友だちと共有することができる。また、手書きダイレクトで動きや考えを書き込むことで、理解を深めることができる。
本時のねらい
時刻による月の位置の変化の観察に基づき、月は動いて見えるという考え方ができる。【科学的な思考】
時間が経つにつれて、東の方から西の方へ動くことを理解する。【自然事象についての知識・理解】
解説
○授業の流れは以下の通り。
1.児童の観察カードに基づき、月の動きについてグループで話し合う。
2.児童の観察カードをスクリーンに映し、各グループの考えを発表し、考えを交流・比較する。
3.ステラナビゲーターを活用して、月の動きを確認する。

○自分たちのグループで考えたことを発表しあう場面において、次のような点でICTの活用は効果的であった。
観察カードを合わせて見せることで、自分のグループの考えを友だちにわかりやすく発表することができ、理解が深まった。また自分たちの作品を基に授業が行われることで、意欲的に取り組める。
授業風景
観察カードの共有
手書きダイレクトは、細いペンで書きやすく、ノートに書き込む感覚で実践ができる。パソコン画面に書き込むので、スクリーンでは何が書き込まれるのだろうかという関心を高めることができます。また、手書きダイレクトで、パソコンに書き込む児童と、映し出された画像について説明をする児童で分かれてることで、スムーズに発表を進めることができます。
使用機器・ソフト・コンテンツ等 ステラナビゲーター 手書きダイレクト プロジェクター 書画カメラ 

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